穴あきエフの初恋祭り

多和田葉子/著

発売日:2021年7月

  • 穴あきエフの初恋祭り
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ページ数
182p
ISBN
978-4-16-791723-4
著者情報
多和田 葉子(タワダ ヨウコ)
小説家、詩人。1960年東京都生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。ハンブルク大学大学院修士課程修了。文学博士(チューリッヒ大学)。82年よりドイツに移住し、日本語とドイツ語で作品を手がける。91年『かかとを失くして』で群像新人文学賞、93年『犬婿入り』で芥川賞受賞。96年、ドイツ語での文学活動に対しシャミッソー文学賞を授与される。2000年『ヒナギクのお茶の場合』で泉鏡花文学賞を受賞。同年、ドイツの永住権を取得。11年『雪の練習生』で野間文芸賞、13年『雲をつかむ話』で読売文学賞、芸術選奨文部科学大臣賞を受賞。16年、ドイツのクライスト賞を日本人で初めて受賞。そのほか18年『献灯使』で全米図書賞翻訳文学部門、20年朝日賞など受賞多数

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商品説明

わたしは魚籠透と、プラハ帰りの那谷紗を空港で迎えた。歴史ある建物が壊されてゆくキエフでの、月夜のコンサート。古い通りを歩き、町を見下ろす丘の上に登り、空に向けて提灯灯籠を縦に流す―。加速する時代の速度に飲み込まれるように、抗うように生まれた想像力が鮮烈なイメージを残す短篇集。

近づいたかと思えば遠ざかり、遠ざかると近づきたくなる、意識した瞬間にするりと逃げてしまうもの――。

十年ぶりに再訪したはずの日本(「胡蝶、カリフォルニアに舞う」)、重ねたはずの手紙のやりとり(「文通」)、何千何万年も共存してきたはずの寄生虫(「鼻の虫」)、交換不可能な私とあなた(「ミス転換の不思議な赤」)。

ドイツと日本の間で国と言語の境界を行き来しながら物語を紡ぎ、『献灯使』で全米図書賞(翻訳部門賞)を受賞するなど、ますます国際的な注目が集まる言語派作家・多和田葉子さん。「移動を続けること」が創作の原動力と語る著者が、加速する時代の速度に飲み込まれるように、抗うように生まれた想像力が鮮烈なイメージを残す7つの短篇集。

※お届け日が変更になりました
7月7日→7月12日

商品詳細

シリーズ名
文春文庫 た107-1
出版社名
文藝春秋
サイズ
16cm
対象年齢
一般
フォーマット
文庫

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