中国(チャイナ)ファクターの政治社会学 台湾への影響力の浸透
発売日:2021年6月
- ページ数
- 274,9p
- ISBN
- 978-4-560-09852-3
- 著者情報
- 川上 桃子(カワカミ モモコ)
1968年生まれ。博士(東京大学)。現在、アジア経済研究所地域研究センター長。専門は台湾を中心とする東アジアの産業発展、台湾研究
呉 介民(ゴ カイミン)
1962年生まれ。博士(コロンビア大学)。現在、中央研究院社会学研究所研究員。専門は政治社会学、政治経済学、社会運動論
津村 あおい(ツムラ アオイ)
早稲田大学政治経済学部卒。台湾経済ニュースの日本語翻訳をはじめ、台湾外交部(外務省)などで政府機関の国際広報物や報道発表資料の翻訳などを手がける
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商品説明
中国は世界第二の規模となった経済力と、強大な軍事力によって、台湾に対する統一攻勢をしかけている。中国による軍事力に頼らない「台湾回収工作」は、水面下でのさまざまな経路や方法を用いて台湾を懐柔・誘導しようとするものだ。本書は、政治から経済、観光から宗教まで、日常生活のいたるところに浸透しながら、実態をとらえがたい“中国ファクター”のありようを探ると同時に、台湾社会の側からの反作用についても論じる。
社会科学を武器に中国と戦う!
中国の大国化とその興隆はアジアのみならず世界に対して多大なインパクトを与えている。
なかでも台湾は、中国が「台湾統一」を国家目標に掲げているという特異な事情もあり、中国による経済活動や文化社会交流を通じた政治的取り込みの影響をきわめて強く受けている。
本書では、台湾の日常生活のいたるところに現れていながら、その実態が捉えがたい中国の影響力を「チャイナ・ファクター」として析出、社会科学の視点で事態を初めて理解する試みである。
大国が軍事力などによらず影響力を行使するありかたは従来、ソフト・パワーと言われてきた。しかし、中国による「統一戦線工作」を通じた影響力行使はよりいっそう苛酷である。
本書においては、中国人観光客の台湾来訪、中国企業による投資、マスメディア、教科書、民間宗教といったさまざまな領域での中国の影響力について事例研究を行い、その構図を解明していく。
他方、一連の過程には台湾側からの強い抵抗と反作用があることも分かっている。
われわれは迫りくる中国の影に果たしていかに立ち向かうのか。日本でも必読の書!
※お届け日が変更になりました
6月18日→6月21日
商品詳細
- 出版社名
- 白水社
- サイズ
- 19cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
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