食農倫理学の長い旅 〈食べる〉のどこに倫理はあるのか
発売日:2021年3月
- ページ数
- 357,38p
- ISBN
- 978-4-326-15468-5
- 著者情報
- トンプソン,ポール・B.(トンプソン,ポールB.)(Thompson,Paul B.)
1951年生。ミシガン州立大学哲学科教授。農業におけるバイオテクノロジーや食に関する倫理学・哲学的な考察を行った15冊の単著と編著、200以上の査読付き論文の著者・共著者である。From Field to Fork:Food Ethics for Everyone(2015)は、北米社会哲学協会が選出する2015年の「今年の1冊」となった。2017年にWilliam J.Beal賞を受賞
太田 和彦(オオタ カズヒコ)
1985年生。総合地球環境学研究所助教。東京農工大学連合農学研究科修了。博士(農学)
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商品説明
“食べる”に偏在する倫理。Food Ethicsを30年以上牽引してきた著者の集大成。北米社会哲学協会2015年「今年の1冊」、待望の邦訳!遺伝子組み換え作物はNG?私たちは飢餓地域にもっと食料援助するべき?不信と分断を生み出す主張の単純化を越え、「皆が食べ続けることができる社会の姿」を探求する思考の旅へ。
目次
謝 辞
日本語版序文
はじめに──倫理学についての概略を添えて
食農倫理学の旅の始まり
倫理学とは何か
哲学者の方法について──権利論、美徳理論、功利主義
私の方法について──探究と学習サイクル
1 あなたはあなたの食べる物では決まらない
食べものに対する考察はなぜ長い間なされてこなかったのか
食農倫理学と社会的公正
食農倫理学と環境問題
食農倫理学とリスク
食農倫理学と文化的アイデンティティ
食農倫理学と自由主義社会
自由主義が食農倫理学にもたらす課題
結 論
2 食農倫理学と社会的不公正
フードシステムにおける不公正
哲学的問題としての不公正
人種、ジェンダー、民族性と不公正
食料運動
食料安全保障と食料主権
結 論
3 食生活の倫理と肥満
古代と中世の飲食論
現代の飲食論
飲食論の新しい展開
個々の因果関係と個人の道徳的責任
社会・文化的な因果関係と責任追及
医学的な因果関係とその道徳的意味
結 論
4 食農倫理学の根本問題
道徳的問題としての飢餓
アマルティア・センの貧困と飢饉
帰ってきた道徳的問題としての飢餓
貧しい農業従事者のための食料安全保障
倫理学的観点からの分析
なぜ農家が道徳的に重要なのか
小規模農家のために、あと少し言いたいこと
結 論
5 家畜福祉と食肉生産の倫理
動物倫理の復活
家畜生産の倫理
動物福祉の三つの領域
家畜福祉の向上──いくつかの思考実験
少しでもましな答えは何か?
制約のある選択の倫理
結 論
6 フードシステムと環境への影響──地場産の魅惑
農業の持続可能性
持続可能な開発とは何か──哲学的な幕間
資源充足性の倫理
アグラリアン哲学とは何か──哲学的な幕間
機能的統合性の倫理
現代の論争
結 論
7 緑の革命型の食品技術とその満たさ ほか
商品詳細
- 出版社名
- 勁草書房
- サイズ
- 20cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
- 原題
- 原タイトル:FROM FIELD TO FORK
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