修験の縁起の研究 正統な起源と歴史の創出と受容

川崎剛志/著

発売日:2021年2月

  • 修験の縁起の研究 正統な起源と歴史の創出と受容
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ページ数
219p
ISBN
978-4-7576-0990-7
著者情報
川崎 剛志(カワサキ ツヨシ)
就実大学人文科学部教授。1962年、広島県生まれ。1990年、大阪大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得。文学修士。ハーバード大学ライシャワー日本研究所客員研究員(2018年)。第四二回谷口記念賞受賞(2015年)

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商品説明

修験の起源と歴史を紡ぎだした事象を解明。三国伝来の日本仏教の正統の枠外にあった修験が、枠外から枠内へと転じたのは鎌倉後期とされる。その時、どのような創造的な起源と歴史が修験に求められ、現れ、伝えられたのであろうか。本書は、その代表例である『箕面寺縁起』『大峯縁起』『金剛山縁起』を取り上げ、個々の霊山の修造や相論を機に制作された縁起が広く認知され、修験の縁起として機能するに至る過程を解明する。

顕教と密教から成る、三国伝来の日本仏教の正統の枠外にあった修験が、枠外から枠内へと転じたのは鎌倉後期とされる。現代の常識では理解しがたいその認識を成り立たせるために、平安後期から鎌倉後期にかけて、どのような創造的な起源と歴史が修験に求められ、現れ、伝えられたのであろうか。本書は、その代表例である『箕面寺縁起』『大峯縁起』『金剛山縁起』を取り上げて、個々の霊山の修造や相論を機に制作された縁起が広く認知され、修験の縁起として機能するに至る過程を分析するとともに、社会における修験の評価の変化に伴い、修験の祖師とされた役行者や天台宗寺門派の祖師智証大師の伝記が更新された跡を追う。

目次

第1章 院政期における大和国の霊山興隆と縁起
第2章 『箕面寺縁起』―真言密教の血脈への加筆
第3章 『大峯縁起』―奉納された縁起
第4章 『金剛山縁起』―仏典に載る霊山
第5章 熊野御幸再興と笙窟冬籠りの詠歌
第6章 修験の歴史の創出

商品詳細

シリーズ名
研究叢書 534
出版社名
和泉書院
サイズ
22cm
フォーマット
単行本

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