りんごの木を植えて

  • りんごの木を植えて
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ページ数
190p
ISBN
978-4-591-16993-3
著者情報
大谷 美和子(オオタニ ミワコ)
1944年、福岡県に生まれる。『ようこそスイング家族』(講談社)で日本児童文芸家協会新人賞、『きんいろの木』(講談社)で野間児童文芸新人賞、『またね』(くもん出版)で日本児童文芸家協会賞受賞

白石 ゆか(シライシ ユカ)
紙版画、イラストレーション作品を中心に個展、グループ展などで作品を発表しながら、パッケージのイラスト、書籍、雑誌などのさし絵で活躍している

¥1,650 税込

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商品説明

たとえあした、世界が滅亡しようともきょうわたしはりんごの木を植える―これは、大好きなおじいちゃんがみずほに教えてくれたことば。おじいちゃんとくらす毎日に、みずほはことばの意味をかみしめる。大好きなおじいちゃんといっしょに過ごした日々。いまもわたしの心の中できらきらとかがやいている…ありがとう、おじいちゃん。心あたたまる家族の物語。
おじいちゃんと過ごした日々──それは、とっておきの時間。
みずほは小学五年生。二世帯住宅で暮らす大好きな祖父にがんの再発がわかった。しかし、祖父は「積極的な治療」はおこなわないという。なぜ? みずほはどうしても受け入れられない。
「『たとえ明日、世界が滅亡しようとも、今日わたしはりんごの木を植える』ということばを知ってるか?」祖父がみずほに語る。マルティン・ルターのことばだ。「明日世界がなくなるとわかってるのに、そんなむだなこと、なんでするの?」とみずほ。どうしても理解できない。
がんを身体にかかえながらも、大好きな絵を描き、庭仕事をして毎日をのびやかに暮らす祖父。そして祖父や家族と語り合う時間のなかで、みずほは「おじいちゃんの生き方」を見つめ……。「人間が生きること」そして「死ぬということ」を考える珠玉の物語。

<絵本ナビ情報 絵本ナビメンバーの声>
がんに侵された祖父と、それを見守る孫娘の物語です。ベッドにつながれて、したいこともできないような最後ではなく、自分の思うように生きて満足して死にたいと願うおじいちゃん。まだ小学生の孫娘は、手術もきつい薬も拒否するおじいちゃんが理解できません。でも、少しずつ体調を崩していくおじいちゃんに寄り添いながら、人としてどうあるべきかを学んでいきます。この本の作者の大谷美和子さんは、夫を1年前に亡くし、編集者から「死は終わりではないということをテーマに書いてみませんか?」との提案を受け、この本の執筆を決めたそうです。「人は死ぬのに、なぜ生きるのか」を考えるような子供だったという大谷さん。その考え続けていたであろう言葉が、たくさん紡がれているように感じました。おじいちゃんの、淡々と、でも、一瞬一瞬を尊びながら過ごす様子は、とても美しかったです。大切な人を見送ることが増えた年代にも刺さる一冊だと思います。(やこちんさん 50代・兵庫県 女の子17歳)

商品詳細

シリーズ名
ノベルズ・エクスプレス 50
出版社名
ポプラ社
サイズ
19cm
対象年齢
小学56年生 中学生
フォーマット
単行本

注意事項

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