近代日本の美術思想 美術批評家・岩村透とその時代 上
発売日:2021年5月
- ページ数
- 715p
- ISBN
- 978-4-560-09818-9
- 著者情報
- 今橋 映子(イマハシ エイコ)
1961年、東京生まれ。現在、東京大学大学院総合文化研究科・教授。博士(学術)。専門は、比較文学・比較文化。『異都憧憬 日本人のパリ』(柏書房。1993年)でサントリー学芸賞、渋沢クローデル特別賞を受賞。『“パリ写真”の世紀』(白水社、2003年)で重森弘淹写真評論賞、島田謹二記念学藝賞、日本写真協会賞学芸賞を受賞。パリ神話と外国人芸術家の関係を扱った異文化表象論、都市写真を中心とする写真文化研究などを経て、2008年以降は、日本近代美術批評を思想文化の中で問い直す仕事を展開
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商品説明
黒田清輝や森鴎外の盟友でありながら、忘却の彼方となった美術批評家・岩村透。美校初代の西洋美術史教授の彼は、一九一〇年代の日本で、百年後の「美術と社会」を見据え、美術ジャーナリズムやアーツマネジメントを展開。言論統制下に美術行政を論じながら早逝した仕事の全貌と、多分野の人々との共闘の足跡を辿る。上巻は、感興と挑戦をモットーに美術界を牽引する若き岩村の姿が蘇る。
岩村透とは誰か。文化芸術はなぜ社会に必要か。
黒田清輝や森?外の盟友でありながら、忘却の彼方となった美術批評家・岩村透。
なぜ彼は忘れられたのか??美校の初代西洋美術史教授であった彼は、制作家と社会を結ぶ批評を重視し、「美術」による社会変革を試みた。1910年代の日本で、百年後の「美術と社会」を見据え、美術ジャーナリズムやアーツマネジメントを展開。言論統制下に美術行政を論じながらも早逝した彼の仕事の全貌と、驚くほど多分野の人々との共闘の足跡を辿る。
文学・絵画・彫刻・工芸・建築・社会思想などを繋ぐ学際研究、著者畢生の大作。
上下2巻で、新出図版も多数。カラー口絵各8頁。
年譜・参考文献・巻末関連資料など完備。
※お届け日が変更になりました
4月28日→4月30日
目次
第1部 岩村透を読み直すために(その生涯(一八七〇‐一九一七)
岩村透研究の推移と問題点
美術批評史研究の推移と岩村透の位相―批評期区分の試み)
第2部 世紀転換期の美術批評と岩村透の仕事(美術批評はいかにして可能か
技芸家のための西洋美術史
ボヘミアにズムの仕掛け人―「巴里の美術学生」の波及力)
第3部 明治大正期の初期社会主義と美術批評(坂井犀水と初期社会主義
岩村透と初期社会主義
先取られた追悼―森鴎外「かのやうに」における岩村透像)
第4部 前衛史観に抗して(『美術新報』改革とその戦略(一九〇九‐一九一三)
文展時代“小芸術”―“民藝”直前の装飾美術運動)
商品詳細
- 出版社名
- 白水社
- サイズ
- 22cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
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