不老不死 仙人の誕生と神仙術

大形徹/著

発売日:2021年2月

  • 不老不死 仙人の誕生と神仙術
  • 不老不死 仙人の誕生と神仙術
ページ数
216p
ISBN
978-4-909868-02-2
著者情報
大形 徹(オオガタ トオル)
1954年、兵庫県生まれ。1977年、大阪大学文学部中国哲学卒業。1982年、同大学院博士課程を単位取得満期退学し、大阪府立大学総合科学部助手に就任。その後、1988年に同大学専任講師、1992年に助教授、2005年に人間社会学部教授となる。2020年に定年退任、名誉教授。現在は立命館大学衣笠総合研究機構特別招聘研究教授。専門は中国哲学だが、その研究領域は狭義の中国哲学には収まらない。その風貌から、「半仙」とも呼ばれる

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商品説明

古代中国において、「死」は終わりではなく「再生のはじまり」でもあった。肉体が滅びても、「魂(精神)」は「鬼」となり、「死後の世界」で生き続けると考えられた。しかし、肉体が滅びてしまえば、この世では暮らせない。それに対し、“不滅の肉体”を持ち、いつまでもこの世に永らえるのが「不老不死の仙人」である。本書では、肉体の保存に対するこだわりから説き起こし、仙人の誕生、“不滅の肉体”を求めて狂奔する皇帝と跋扈する方士、そして、修行メニューである「服薬」「辟穀」「導引」「行気」「房中」についても詳述し、古代中国の死生観を鮮やかに解き明かす。復刊にあたり、書き下ろしで「霊芝再考」を収録。

古代中国において、死は単純な「終わり」ではなく、「再生のはじまり」であった。精神は「鬼」となり、生き続けた。しかし、肉体は朽ちる。この肉体を不滅のものとしたのが不老不死の「仙人」である。本書では肉体の保存法にはじまり、仙人の誕生、不老不死を求め狂奔する皇帝たち、ときに猛毒をも含んださまざまな仙薬、そして房中術など「気」を用いた長寿法についても詳述する。信用のおけない来世よりも、いつまでも若々しくこの世に永らえたい──「不老不死」の欲望が多様な神仙術を生み出していくさまを、死生観の変化とともに解き明かしていく。

目次

第1章 死は再生のはじまり(肉体へのこだわり
孝を鬼神に致す ほか)
第2章 「仙」とは何か(仙人は不老不死か?
「僊」とは死ぬこと ほか)
第3章 狂奔する皇帝たち(皇帝が仙人をひろめた
四十年をかけた地下宮殿 ほか)
第4章 不老不死の仙薬(食物と気
罷免された本草待詔 ほか)
第5章 「気」の長寿法(吐故納新
流水は腐らず ほか)

商品詳細

シリーズ名
志学社選書 003
出版社名
志学社
サイズ
19cm
対象年齢
一般
フォーマット
新書・選書

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