ハロー・ワールド
発売日:2021年3月
- ページ数
- 368p
- ISBN
- 978-4-06-522822-7
- 著者情報
- 藤井 太洋(フジイ タイヨウ)
1971年奄美大島生まれ。2012年、ソフトウェア会社に勤務する傍ら執筆した長編『Gene Mapper』を電子書籍で個人出版し、同年のKindle本「小説・文芸部門」で最多販売数を得て大きな話題となる。大幅な加筆修正をした増補完全版『Gene Mapper‐full build‐』が2013年に出版された。2015年に『オービタル・クラウド』で第35回日本SF大賞、第46回星雲賞(日本長編部門)、2019年に『ハロー・ワールド』で第40回吉川英治文学新人賞を受賞
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商品説明
エンジニアの文椎が作った広告ブロックアプリがインドネシアで突如売れ始めた。そこに隠された驚愕の事実とは。検閲や盗撮などの問題を描いた表題作「ハロー・ワールド」をはじめ、インターネットの自由を脅かす行為に、知識と技術で立ち向かう文椎の、熱く静かな闘いの物語。第40回吉川英治文学新人賞受賞作。
専門を持たない「何でも屋」エンジニアの文椎(ふづい)の武器は、ささやかなソフトウェア開発の知識と、強力な仕事仲間、そして静かだが、けして折れない正義感。
アプリ開発講座で知り合った優秀なエンジニア、郭瀬(くるわぜ)と、ソフト会社勤務の汪(ワン)、3人でチームを組み開発した、広告ブロックアプリ〈ブランケン〉が、突然、インドネシアで爆発的に売れ出した。性能でほかの広告ブロッカーに勝っているわけではない〈ブランケン〉が、なぜ急に売れたのか? その秘密は、〈ブランケン〉だけが消せる広告にあった。それは、政府広報。いったい、東南アジアの島国で何が起こっているのか。果たして彼らはとんでもない事実にたどり着く。プロジェクトのリーダーとして決断を委ねられた文椎が選んだ「結末」は――。(「ハロー・ワールド」)
GoogleカーやAmazonのドローンが次々集まってくる「行き先は特異点」、バンコク出張中にドローンを使った政治運動に巻き込まれてしまう「五色革命」、Twitterが中国に門戸を開いたのを機にTwitterクローン〈オクスペッカー〉をアップデートしてインターネットの自由を守ろうとする「巨象の肩に乗って」、マレーシアのビットコインセミナーに参加中に拉致されてしまう「めぐみの雨が降る」。そしてこれまでKindle版でしか読むことのできなかった「ロストバゲージ」を新たに加え、今注目のSF作家、藤井太洋が描く静かで熱い革命小説、待望の文庫化。
商品詳細
- シリーズ名
- 講談社文庫 ふ89-1
- 出版社名
- 講談社
- サイズ
- 15cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 文庫
注意事項
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