中国の歴史 9「海と帝国 明清時代」

礪波護/〔ほか〕編集委員

発売日:2021年3月

  • 中国の歴史 9「海と帝国 明清時代」
  • 中国の歴史 9「海と帝国 明清時代」
巻の著者
上田信/〔著〕
巻の書名
海と帝国 明清時代
ページ数
609p
ISBN
978-4-06-522777-0
著者情報
上田 信(ウエダ マコト)
1957年東京都生まれ。東京大学大学院人文科学研究科修士課程修了。現在、立教大学文学部教授。専攻は中国社会史

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商品説明

鄭和の南海遠征、万里の長城の大修築―。一三六八年に朱元璋が開いた明朝は、皇帝の威光と巨大プロジェクトに彩られた古代的な王朝だった。一方、一六世紀後半のヌルハチに始まる清朝は近代的な活気に満ち、少数の満洲族の支配下で多数の漢族が闊達に生きていた。倭寇、銀の流通、チベット仏教、アヘン交易など、地球規模の視点で描く五〇〇年史。

学術文庫版「中国の歴史・全12巻」の第6回配本・第9巻は、明朝と清朝、ふたつの大帝国を1冊で通観する。出口治明氏(立命館アジア太平洋大学学長)が「名著ぞろいのシリーズの中で、まさに名著中の名著。内藤湖南に匹敵するのでは」とイチオシする話題作。
2003年3月、雲南省昆明の空港で、著者は不思議な一行に出会う。聞けば彼らは、台湾の港町・花蓮から、海の女神「媽祖」を奉じて、雲南省の麗江を訪ねた帰路だという。台湾の海の女神が、なぜ中国内陸の観光地を?――この謎から、海に囲まれた東ユーラシア500年の歴史が浮かび上がってくる。
14世紀半ば、朱元璋が開いた明朝は、万里の長城の修築や、鄭和の南海遠征など、古代的な性格の色濃い王朝だった。それに対し、16世紀に登場したヌルハチに始まる清朝は、少数の満洲族のもとでさまざまな人々が闊達に生き、近代的な活気に満ちていた。古代的な明代から、近代的な清代への跳躍はなぜ可能だったのか。それを解明するには、「海に向かい合う中国」を見ることで、従来の中国史の枠を超える必要がある。倭寇と朝貢、銀の流通と世界経済、清朝皇帝とチベット仏教。地球規模の視点から、ふたつの帝国を描き出す。そして19世紀、アヘン戦争や太平天国を経験し、中国社会は近代への脱皮に備えて大きく変化していく。〔原本:2005年8月、講談社刊〕

目次
はじめに 大海に囲まれた二つの帝国
第一章 出来事の時空間
第二章 明朝の成立―一四世紀1
第三章 海と陸の相克―一四世紀2
第四章 海と陸の交易者―一五世紀
第五章 商業の時代―一六世紀1
第六章 社会秩序の変容―一六世紀2
第七章 王朝の交替―一七世紀
第八章 産業の時代―一八世紀1
第九章 伝統中国の完成―一八世紀2
第一〇章 環球のなかの中国―一九世紀
おわりに 媽祖と明清の歴史
学術文庫版のあとがき

主要人物略伝
歴史キーワード解説
参考文献
年表
索引

目次

第1章 出来事の時空間
第2章 明朝の成立―一四世紀1
第3章 海と陸の相克―一四世紀2
第4章 海と陸の交易者―一五世紀
第5章 商業の時代―一六世紀1
第6章 社会秩序の変容―一六世紀2
第7章 王朝の交替―一七世紀
第8章 産業の時代―一八世紀1
第9章 伝統中国の完成―一八世紀2
第10章 環球のなかの中国―一九世紀

商品詳細

シリーズ名
講談社学術文庫 2659
出版社名
講談社
サイズ
15cm
対象年齢
一般
フォーマット
文庫

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