ソーシャル・ファシリテーション 「ともに社会をつくる関係」を育む技法
発売日:2021年2月
- ページ数
- 149p
- ISBN
- 978-4-7793-0652-5
- 著者情報
- 徳田 太郎(トクダ タロウ)
1972年、茨城県生まれ。法政大学大学院公共政策研究科修士課程修了、修士(公共政策学)。2003年にファシリテーターとして独立、参加と熟議をテーマに活動を続ける。NPO法人日本ファシリテーション協会では事務局長、会長、災害復興支援室長を経て現在フェロー。その他、Be‐Nature Schoolファシリテーション講座講師、東邦大学・文京学院大学非常勤講師
鈴木 まり子(スズキ マリコ)
法政大学キャリアデザイン学部卒業。鈴木まり子ファシリテーター事務所代表。NPO法人日本ファシリテーション協会では副会長を経て現在フェロー、災害復興委員。その他、Be‐Nature Schoolファシリテーション講座講師、法政大学非常勤講師、浜松の企業が手をつなぐ災害支援ネットワーク代表世話人・事務局長、しずおか茶の国会議メンバー、経団連事業サービスキャリア開発センター認定キャリア・アドバイザー
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商品説明
職場や地域、学校などでの日常的な話しあい、さらに大きな社会的課題の解決に向けた事業や組織の支援・促進において、どのような知恵や技術が必要になるのか。本書では、従来のファシリテーションの基本を抑えた上で、〈社会的課題に取り組む〉あるいは〈支えあいの関係を育む〉ような場において、〈人々の関係や共同行為を支援・促進する〉働きを「ソーシャル・ファシリテーション」と定義し、その技法を実際の成果例をもとに解説。ファシリテーターが陥りがちな落とし穴と回避策、オンラインでのポイントも紹介。ともに育つ場と社会を育むための、実践的ガイドブック。
〈推 薦〉
中野民夫(東京工業大学教授、ワークショップ企画プロデューサー)
「本書は、『ファシリテーション』の幅と深さを大きく広げてくれる。斬新で鋭い概念的な整理と具体的に役立つ手法、そして実際の現場での事例が、実にバランス良く詰まっている。
人が集まる場や社会的な課題に対して、何とかしたいと思うことは多いものの、そう簡単に動き出せるわけではない。2011年3月、自律分散型の社会を目指すNPO法人日本ファシリテーション協会(FAJ)の当時の会長徳田太郎と副会長鈴木まり子は、東日本大震災直後の被災地に手探りでかかわり始めた。人と人の<かかわり>と<つながり>を丁寧に後押しすることで、次第に避難所自主運営や仮設住宅でのコミュニティづくり、さらには住民主体の復興計画の策定まで、多くの仲間を巻き込みながら幅広い災害復興支援に展開していった。
あれから10年、日本も世界も災害や課題は尽きない。簡単な正解がない時代に、少人数の話し合いから大きな社会課題への取り組みまで、共創や協働を育む広義のファシリテーションの実践的な手引きがここにある。」
目次
序章 ソーシャル・ファシリテーションとは何か
1.ファシリテーションとは?
2.ソーシャルとは?
(1) 「個人的」との対比で考える
(2) 「私的」との対比で考える
3.ソーシャル・ファシリテーションとは?
(1) ファシリテーション、4つの象限
(2) 大文字のソーシャル・ファシリテーションに注目する
(3) なぜ、ソーシャル・ファシリテーションなのか?
(4) 本書の構成
第1章 ファシリテーションと話しあい
1.あらためて、ファシリテーションとは何か?
(1) 語源は「容易にする」こと
(2) 「会議術」とは限らない
(3) 「後押し」というイメージ
(4) 「プロセス」に焦点を当てる
2.そもそも、話しあいとは何か?
(1) 話しあいを分類する2つの切り口
(2) 話しあいの4つのモード
(3) 焦点を当てるのは「対話」と「討議」
(4) 「立場の可変性」を重視する
第2章 話しあいをファシリテーションする
1.話しあいの場をつくる
(1) 空間のデザイン:「しつらえ」を意識し、工夫する
(2) オリエンテーション:話しあいを方向づける
(3) チェックイン:最初に「一人一言」の時間をとる
2.話しあいの場をホールドする
(1) 発問:「答え」ではなく「問い」を考える
(2) 可視化:書きながら、見ながら話しあう
(3) 「意見の吟味」を促す
コラム:オンラインでのファシリテーション
第3章 ソーシャルなファシリテーションへ
1.ソーシャル・ファシリテーションの現場へ
(1) 事例の概要
(2) まずは「話しあいのファシリテーション」から
(3) 「共同行為のファシリテーション」へ
2.ソーシャル・ファシリテーションに必要な働きかけ
(1) ネゴシエーション:最善の解決策を粘り強く考える
(2) コーディネーション:対等につなぎ、調和を生み出す
ほか
商品詳細
- 出版社名
- 北樹出版
- サイズ
- 21cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
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