弥生地域社会構造論
発売日:2021年1月
- ページ数
- 266p
- ISBN
- 978-4-88621-857-5
- 著者情報
- 若林 邦彦(ワカバヤシ クニヒコ)
1967年、大阪府生まれ。同志社大学大学院文学研究科博士課程前期修了、博士(文学・総合研究大学院大学)。(財)大阪府文化財センターを経て、同志社大学歴史資料館教授
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商品説明
弥生土器をはじめ考古資料の実証的な解析を経て、経済・儀礼・階層化の相関から弥生社会構造の独自性を抽出。弥生時代から古墳時代へと社会集団が変遷する過程を、集権化ではなく複雑化と捉え、従来の説とは異なる新解釈を試みる。
弥生土器の編年と地域性、物資流通や集落分布の構造を詳細に論じ、弥生時代から古墳時代へ社会集団が変遷する過程を明らかにする。
目次
第1章 弥生地域社会構造論のこれまで
1.研究史をみる視点
2.戦前の弥生地域社会論
3.史的唯物論と弥生社会
4.地域によるアプローチの違い―1980年代以降―
5.弥生時代における地域社会構造論の方向性
第2章 近畿地方弥生土器の変化と年代
1.研究の推移
2.土器変化の実態
3.近畿地方土器様式変化の特質
4.土器様式変化と暦年代の問題
5.酸素同位体比年輪年代分析などとの相関―八日市地方遺跡などの成果―
6.近畿弥生土器様式との対比と暦年代
第4章 近畿地方弥生土器の地域的様式差の形成
1.問題の設定
2.弥生土器櫛描文の発生と土器地域性
3.甕形土器地域色顕在化の構図
4.土器地域性成立のベクトル
第4章 地域的様式差の展開と構造
1.弥生時代中期中・後葉の土器地域性構造
2.様式差と地域社会
第5章 弥生時代の生産/消費システム
1.経済・物資交換への着目
2.石材・石器流通の2重構造
3.木製品の生産/消費
4.流通システムの重層性と変化
第6章 集落からみた弥生地域社会
1.近畿地方の弥生集落研究とその問題点
2.集団関係変遷のモデル―大阪平野を中心に―
3.弥生中期における基礎集団と複合型集落(基礎集団クラスター)
4.基礎集団動態からみる弥生社会の性格
5.方形周溝墓と居住集団の関係
第6章 唐古・鍵遺跡の環濠と構造―東西日本の諸大規模遺跡と比較して―
1.唐古・鍵遺跡の構造と変遷の研究
2.豆谷報告から復元できる構造変遷
3.唐古・鍵遺跡は特殊な弥生集落か
4.唐古・鍵遺跡を他の集落・集落群と比較する
第8章 弥生地域社会総論―その理解のための理論的枠組み―
1.土器と物資交換と集落
2.弥生社会構造の理解と枠組み―総論として―
3.農業共同体論・首長制社会論をこえて
4.近畿中部弥生社会の特徴
ほか
商品詳細
- 出版社名
- 同成社
- サイズ
- 27cm
- フォーマット
- 単行本
注意事項
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