実践する総合生存学
発売日:2021年1月
- ページ数
- 484p
- ISBN
- 978-4-8140-0296-2
- 著者情報
- 池田 裕一(イケダ ユウイチ)
京都大学大学院総合生存学館・教授。1989年、米国ブルックヘブン国立研究所でのクォークグルーオンプラズマ生成(QCD相転移、リトルバンとも呼ばれる)の研究プロジェクトにおける原子核物理学の研究で、九州大学から理学博士を授与された。同年、東京大学原子核研究所で、ポスドク(日本学術振興会特別研究員PD)として高エネルギー物理学の研究に従事。1990年から2010年まで、研究員、主任研究員として(株)日立製作所に勤務。この間、1997年にカリフォルニア大学バークレー校で客員研究員としてプラズマ計算物理学を、2010年に国際エネルギー機関IEAでスマートグリッドを含むエネルギー政策を研究。2011年、東京大学生産技術研究所准教授。2012年以降は京都大学の教授として教鞭をとっている。現在の研究テーマは、データ科学、ネットワーク科学、計算科学を用いたグローバル課題の研究である。学術的な成果をもとに、データ科学が解き明かすエビデンスに基づく政策提言を国際機関にて行ってきた。これまでに、査読付きジャーナル論文を106編、書籍を23冊出版し、研究成果を広く公開している。また、国内外で特許を37件出願・登録している
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商品説明
*推薦*
新型コロナウイルス感染症のパンデミックによって、地球規模での人類の諸課題の解決は個別科学の発展だけでは難しいことが、はからずも明らかになった。総合生存学とは、文理融合型の学術研究に加えその研究成果を現実に社会実装することにより、人類の生存のための地球規模での諸課題の解決を目指すものである。本書には、このような強い志のもとに、学生と教員が日々対話と議論をかさねながら挑む姿が生々しく描かれている。次世代を担う若者たちに是非本書を薦める。
京都大学 第27代総長 湊 長博
20世紀の物理学は太陽のエネルギー源が何であるかを突きとめ、その寿命はまだ数十億年あることが分かった。宇宙にはビッグバンと呼ばれる始まりがあり、その進化のなかで我々の住む地球と似たような生命が育まれる環境をもつ惑星の探索も続いている。しかし、21世紀に生きる我々人類がいつまで「生存できるのか」という問いかけの答えは遠い未来のことではなくなってきているかも知れない。そのような警鐘を打ち鳴らす本である。
京都大学大学院理学研究科 教授、日本物理学会 第75・76期会長 永江知文
2020年、見えない敵が生み出した新たな生活は、予想外にも“世界共通の文化”となり今後のビジネス界、ことにデジタル市場に大きな可能性をもたらした。同時に人類が向き合ったのは「生存する」という事。各分野に特化した専門家の意見は全く通用せず事態は必要以上に重大化した。生存するためのサスティナブルな解決策とは何なのか。今だからこそ俯瞰的に考えたい、そして総合生存学を学ぶ若き精鋭たちに大いに期待したいと思う。
DMG森精機株式会社 取締役社長 森 雅彦
目次
プロローグ―人民の国における、人民の手による農村発展
1 われわれはどこから来たのか
2 地球の有限性から何がみえるのか
3 なぜ生と死を凝視するのか
4 どのように社会と歴史に向かい合うのか
5 われわれはどこへ行くのか
報告「総合生存学とアジアのSDGs」
商品詳細
- 出版社名
- 京都大学学術出版会
- サイズ
- 21cm
- フォーマット
- 単行本
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