津波とクジラとペンギンと 東日本大震災10年、牡鹿半島・鮎川の地域文化

加藤幸治/著

発売日:2021年1月

  • 津波とクジラとペンギンと 東日本大震災10年、牡鹿半島・鮎川の地域文化
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ページ数
302p
ISBN
978-4-7845-1750-3
著者情報
加藤 幸治(カトウ コウジ)
武蔵野美術大学教養文化・学芸員課程教授。専門は民俗学、博物館学。静岡県出身。総合研究大学院大学文化科学研究科比較文化学専攻修了、博士(文学)

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商品説明

3.11から10年。「被災地」という渇いた語感とはかけ離れた、生活の営みが浮き彫りとなる。10年のフィールドワークから、民俗学者として問いかける。みなさんの生きる土地には、復興の繰り返しの歴史があり、それぞれの時代を全力で生きた人々がいた。一人ひとりは家族や隣人の歴史として刻み込まれ、過去と現在をつないでいる。震災10年という時間から、未来を展望するとき、そこにどんな暮らしをイメージしますか?

復興を支える地域文化を”くじらまち”牡鹿半島から考える。「被災地」という渇いた語感とはかけ離れた、生活の営みが浮き彫りとなる。『復興キュレーション 語りのオーナーシップで作り伝える“くじらまち”』続編。

伝統文化でも、民俗文化でも、民族文化、文化遺産でも、観光文化でもない、その土地に暮らすことで育まれる、そして震災というインパクトが引き金となって描きなおされる「地域文化」。この言葉には、動きの中で作り直され続ける文化のイメージという意味が込められています。そして、現代を生きる私たちの、文化をめぐる問題の最前線としての被災地。

あなたにとって、津波、クジラ、ペンギンにあたるものは何ですか?
津 波→人間のスケールを超えた「自然」の時間。
クジラ→ふるさとを形づくった三、四世代ほどにわたる「地域」の時間。
ペンギン→暮らしの営みによる「人生」の時間。


本書は2021年国立民族学博物館特別展の関連書籍です。(国立民族学博物館 特別展 『復興を支える地域の文化 ―3.11から10年(2021.3.4?5.18)災害からの復興の原動力としての「地域文化」、その再生や再発見、継承についての東日本大震災から10年の営みを紹介。)

目次

第一章 遥かなる鮎川
第二章 捕鯨の鮎川か、鮎川の捕鯨か
第三章 クジラの臭いは繁栄の匂い
第四章 失敗しても磯からやり直せばいい
第五章 突拍子もないほどの賑わい
第六章 復興10年と地域文化のこれから

商品詳細

出版社名
社会評論社
サイズ
19cm
対象年齢
一般
フォーマット
単行本

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