土に生かされた暮らしをつなぐ 村に帰った「サマショール」の夢

豊田直巳/写真・文

発売日:2021年1月

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ページ数
32p
ISBN
978-4-540-20168-4
著者情報
豊田 直巳(トヨダ ナオミ)
フォトジャーナリスト。1956年、静岡県に生まれる。日本ビジュアルジャーナリスト協会(JVJA)会員。長年にわたり、イラクやパレスチナなどの紛争地で取材を続けるとともに、アジア各地の内紛・内戦などの「見えない戦争」を取材・報告してきた。また、児童労働や貧困問題など制度的な差別構造にもカメラを向けてきた。劣化ウラン弾問題やチェルノブイリの取材経験をもとに、東日本大震災後は福島を中心に取材活動を継続し、映画製作にも取り組む。『それでも「ふるさと」全3巻』(農文協)で第66回産経児童出版文化賞[大賞]受賞

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商品説明

2011年春に全村避難となった飯舘村。その北西部に拓かれた前田集落で、農業(百姓)一筋で生きてきた佐藤忠義さん。集落のみんなと伊達市の仮設住宅(仮設)に避難しました。暮らしのすべてだった田畑、生きがいの百姓仕事。避難によって、そのすべてを失い、くやしさと悲しさ、さびしさ、やるせなさが、くり返し胸にわいてきます。それでも、佐藤さんは仮設住宅の自治会長を引き受けました。仮設に暮らす、自分より年長のお年寄りを励ますために。自治会では、折々にお花見会やお茶会なども開き、くじけそうな気持ちやふるさとへの想いをつないでいます。
自然の恵とみんなで拓いた土に生かされた飯舘村を放射能に追われ、長引く避難生活、そこでの無念さや苦悩…、避難指示の解除とともに自主的に帰村した人たち(サマショール)の農業再開の取組みと願いや夢を伝える。

<絵本ナビ情報 絵本ナビメンバーの声>
避難指示は解除されたけれど、長い年月に回収され蓄積された汚染物質と同居するような村を目にしました。村に戻りたいという気持ちと、村にはもう帰れないという気持ちで、出なければいけなくなった仮設住宅の村民たちは複雑な思いで、別れていくのでしょう。この絵本で紹介された佐藤さんには、村に対する愛着の深さと、そこで生きようとする強い決意を感じました。厳しい現実の中で、復興を願わずにいられません。(ヒラP21さん 60代・千葉県 )

商品詳細

シリーズ名
それでも「ふるさと」 あの日から10年
出版社名
農山漁村文化協会
サイズ
27cm
対象年齢
小学34年生 小学5
フォーマット
単行本

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