植民地の偉大さと隷従
発売日:2021年1月
- ページ数
- 358,11p
- ISBN
- 978-4-904575-84-0
- 著者情報
- サロー,アルベール(サロー,アルベール)(Sarraut,Albert)
1872年(普仏戦争敗戦の翌年)7月、フランス、ボルドーにて生まれる。パリに進出後、急進社会党に属し、植民地統治問題に関心を深める。インドシナ植民地連邦総督を二度務め、その後植民地大臣、海軍大臣、内務大臣、国務大臣、さらに首相の要職を各々数度にわたって歴任した。第三共和政期フランスを代表する植民地理論家であり、1923年に発表した『フランス植民地の開発』(La mise en valeur des colonies fran〓aises)は675頁に及ぶ大著であり、その中でサローはフランス領植民地各々の資源、開発状況等を詳説しているが、植民地での衛生環境、社会教育環境を充実させる必要を強調している。1962年11月、パリにて没した
小川 了(オガワ リョウ)
1944年生。東京外国語大学名誉教授。西アフリカ、セネガルを中心にした民族学・歴史を専攻
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商品説明
一九三一年、パリ郊外で開催された国際植民地博覧会にあわせて公刊された本書は、当時、驚くべきペースで版を重ねた。フランスは自国の植民地開発・統治の偉業をヨーロッパ諸国に誇示したが、反面、国内では「反植民地運動」がさまざまな形で激しさを増しており、本書は危機に直面する植民地防衛のため、フランス国民に奮起を促すものでもあった。第三共和政期フランスを代表する植民地理論家であったアルベール・サローは、現実の植民地活動と自らの世界観との齟齬を意識しつつ、いかにして時代の思潮と対峙していたのか―。植民地経営という事業が内在的に包含せざるを得ない矛盾について、今一度考え直すための恰好の書。初邦訳。
目次
第1章 問題の所在
第2章 ヨーロッパによる植民地開発の発展
第3章 植民地大国フランスの義務
第4章 フランス植民地帝国の創設
第5章 植民地統治の基本原理
第6章 植民地事業がもたらす恩恵
第7章 揺り戻しの大波
終章 白人の責務
商品詳細
- 出版社名
- 東京外国語大学出版会
- サイズ
- 20cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
- 原題
- 原タイトル:Grandeur et servitude coloniales
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