基地問題の国際比較 「沖縄」の相対化
発売日:2021年1月
- ページ数
- 289p
- ISBN
- 978-4-7503-5125-4
- 著者情報
- 川名 晋史(カワナ シンジ)
東京工業大学リベラルアーツ研究教育院准教授。1979年生まれ。博士(国際政治学)。主要業績、『共振する国際政治学と地域研究―基地、紛争、秩序』(編著)勁草書房、2019年(手島精一記念研究賞)ほか
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商品説明
基地問題に解決策はあるか?沖縄を離れ、沖縄に還るための国際共同研究。
世界の基地問題の比較を行い、そこから沖縄基地問題解決のための政策を導出する国際共同研究。基地問題を比較分析する試みは世界的に見ても稀有。9つの国・地域で展開される紛争とその発生要因を、当地の歴史・文化・宗教的背景を押さえた執筆者たちが解明。
目次
序文[川名晋史]
第1章 なぜ,どのように比較するのか[川名晋史]
1 基地問題(base problem)と基地紛争(base dispute)
2 比較の構造/類型
3 ケースの配置
第2章 国内政治への転回――基地研究の理論的系譜[川名晋史]
1 はじめに
2 推力
3 抗力
4 BPT以後
5 おわりに
第3章 トルコの反基地運動が沖縄に与える示唆――アイデンティティ・ポリティックスを手掛かりとして[今井宏平]
1 はじめに
2 1960年代のトルコにおける反基地運動
3 2003年イラク戦争とトルコにおける反基地運動
4 2010年代のトルコにおける反基地運動
5 基地政治をめぐるアイデンティティ・ポリティックス
6 沖縄における反基地運動とアイデンティティ・ポリティックス
7 おわりに
第4章 米韓同盟における基地政治――「同盟の再調整」と基地契約の見直し[石田智範]
1 はじめに
2 同盟協議の背景
3 在韓米軍プレゼンスのあり方をめぐる交渉
4 軍の作戦運用上の裁量権をめぐる交渉
5 おわりに
第5章 有機フッ素化合物汚染をめぐる政治・行政対策過程――ドイツ連邦を事例に[森啓輔]
1 はじめに
2 先行研究と課題
3 PFOA/PFOSのEUおよび連邦・連邦州レベルでの規制
4 PFOS/PFOA汚染と地位協定の絡まり合い
5 議論:ドイツの事例から見る沖縄でのPFAS汚染
6 おわりに
第6章 空母艦載機部隊の岩国基地への移駐――基地政策における負担と経済的利益の配分[辛女林]
1 はじめに
2 国内政治における基地問題
3 移駐計画の経緯と関連主体
4 移駐反対から政府のインセンティブによる選好変化まで
5 合意焦点の変化
6 おわりに
商品詳細
- 出版社名
- 明石書店
- サイズ
- 22cm
- フォーマット
- 単行本
注意事項
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