懐疑主義と信仰 ボダンからヒュームまで

  • 懐疑主義と信仰 ボダンからヒュームまで
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ページ数
201,65p
ISBN
978-4-86285-325-7
著者情報
パガニーニ,ジャンニ(パガニーニ,ジャンニ)
東ピエモンテ大学(ヴェルチェッリ)、アッカデーミア・デイ・リンチェイ付属研究所(ローマ)

津崎 良典(ツザキ ヨシノリ)
1977年生まれ。パリ第一大学パンテオン=ソルボンヌ校博士課程。筑波大学准教授

久保田 静香(クボタ シズカ)
パリ第四大学ソルボンヌ校博士課程。日本女子大学准教授

武田 裕紀(タケダ ヒロキ)
1968年生まれ。大阪大学大学院文学研究科博士課程。追手門学院大学教授

谷川 雅子(タニガワ マサコ)
1985年生まれ。パリ第四大学ソルボンヌ校博士課程。松山大学講師

山上 博嗣(ヤマウエ ヒロツグ)
1966年生まれ。パリ第四大学ソルボンヌ校博士課程。大阪大学教授

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商品説明

本書は、ルネサンス思想・近代哲学を専門とし世界的に注目されている著者が、地下文書など一次資料を渉猟し、汎ヨーロッパ的な視点から影響関係、論争を丹念に探り出した、近代哲学研究の新指標。

16-17世紀の西欧の知的世界において,大きな影響を与えた懐疑主義。それは近代思想の単なる一潮流であるのではなく,様々な立場の懐疑主義者,またその対抗者をも巻き込んだ論争の歴史である。ここでは,形而上学,宗教,自然学,認識論といった様々な部門の問題が取り上げられ,まさに「近代」を特徴付ける考察が繰り広げられる。
第一部では,ジャン・ボダンの残した地下文書『七賢人の対話』と自然宗教の起源,古代懐疑主義を解釈し直したモンテーニュの懐疑主義の特徴,デカルトのテクストで論じられている「懐疑論者たち」とは誰なのか,ガッサンディの空間概念についてホッブズとの比較からその固有性を読み解く。
第二部では,神の力能・意志に関するマルブランシュ,アルノー,ライプニッツとベールとの比較,ベールにおける無神論と有神論の線引きを具体的に考察,さらにマルブランシュ形而上学が18世紀初めの急進的理神論の地下文書に与えた影響を三つのテクストを取り上げ,ヒューム『自然宗教をめぐる対話』の弁神論をめぐる議論をベールと対比して読解する。
本書は,ルネサンス思想・近代哲学を専門とし世界的に注目されている著者が,地下文書など一次資料を渉猟し,汎ヨーロッパ的な視点から影響関係,論争を丹念に探り出した,近代哲学研究の新指標。

目次

第1部 ボダン、そしてモンテーニュからデカルトへ(ジャン・ボダン、『七賢人の対話』、自然宗教の起源
モンテーニュと近代懐疑主義
デカルトと懐疑主義―古代人か近代人か?
ガッサンディとホッブズ―空間と「世界の無化」の仮説)
第2部 マルブランシュ、そしてベールからヒュームへ(マルブランシュ、アルノー、ライプニッツのあいだで―ピエール・ベールと神の統治のアポリア
ベールにおける懐疑主義的無神論の位置
地下文書におけるマルブランシュ主義の系譜―シャール、デュマルセ、テラソン
ヒューム、ベール、『自然宗教をめぐる対話』)

商品詳細

出版社名
知泉書館
サイズ
22cm
フォーマット
単行本

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