関ケ原合戦全史 1582-1615
発売日:2021年1月
- ページ数
- 511p
- ISBN
- 978-4-7942-2493-4
- 著者情報
- 渡邊 大門(ワタナベ ダイモン)
1967年、神奈川県生まれ。歴史学者。関西学院大学文学部史学科日本史学専攻卒業。佛教大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。現在、株式会社歴史と文化の研究所代表取締役
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商品説明
関ヶ原合戦(一六〇〇年)はわずか半日で終結した戦いだが、この戦の遠因は、本能寺の変(一五八二年)を経て秀吉時代になって以降の、独裁体制のひずみと諸将間の確執、各大名家の家中問題にあった。本書では、秀吉の晩年から、五大老五奉行による政権運営時代、会津征討、関ヶ原本戦、東北・九州の戦い、家康による戦後処理、豊臣家滅亡による「関ヶ原体制」の終焉(一六一五年)までの実態を、良質な一次史料と最新研究を用いて解明。後世の編纂物などの二次史料に影響されがちな関ヶ原合戦史を訂正し、今語りうる史実の全体像をつまびらかにする。
日本史上「最大の合戦」を
三十年のタイムスパンで読み解く。
秀吉の晩年から会津征伐、関ヶ原本戦、
東北・九州の戦い、豊臣家滅亡まで──
関ヶ原合戦(一六〇〇年)はわずか半日で終結した戦いだが、
この戦の遠因は、本能寺の変(一五八二年)を経て秀吉時代になって以降の、
独裁体制のひずみと諸将間の確執、各大名家の家中問題にあった。
本書では、秀吉の晩年から、五大老五奉行による政権運営時代、
会津征伐、関ヶ原本戦、東北・九州の戦い、家康による戦後処理、
豊臣家滅亡による「関ヶ原体制」の終焉(一六一五年)までの実態を、
良質な一次史料と最新研究を用いて解明。
後世の編纂物などの二次史料に影響されがちな関ヶ原合戦史を訂正し、
今語りうる史実の全体像をつまびらかにする。
●「家康を筆頭とする五大老は、石田三成ら五奉行より上位」は誤り
●直江兼続が家康方に宛てた「直江状」は、完全なる偽文書か
●「小山評定はあったのか、なかったのか」を詳細に検討する
●関ヶ原開戦時の、井伊直政と松平忠吉の「抜け駆け」の真相
●西軍に与した小早川秀秋の心は、以前から家康に向いていた
●九州を席巻した黒田如水の驚嘆すべき「広島制圧プラン」
●東軍勝利は、豊臣家没落を意味したわけではなかった
目次
はじめに
巻頭図?1 関ヶ原合戦前(1590年代)の主な大名の配置(概図)
巻頭図?2 近世の主な地名・交通路(陸路)
巻頭図-3 東西両軍関係図(概図)
第一章 秀吉の晩年・没後の政治状況
本能寺の変以後の秀吉の履歴
秀吉の致命的弱点
秀吉の遺言
秀吉ファミリーの一員、宇喜多秀家への期待
秀吉の最期
通説としての五大老と五奉行
五「大老」、五「奉行」の意味
秀吉への起請文に見る五大老の「原型」
秀吉が定めた、五大老連署による「五つの掟」
五大老の職務
五奉行の職務
五奉行に屈服した家康
五奉行側に接近する毛利輝元
第二章 七将による石田三成への襲撃
前田利家の死と、七将による石田三成襲撃事件
七将のメンバーと三成への遺恨
朝鮮出兵をめぐる加藤清正と小西行長の対立
黒田長政・蜂須賀家政の、三成への恨み
三成への遺恨を募らせる朝鮮出陣組の武将たち
日記類に見る三成襲撃事件の経過
襲撃された三成は家康邸には逃げ込んではいない
事件の真相は「襲撃」ではなく「訴訟」
三成の敗訴により苦境に立たされた輝元
その後の三成と家康の意外な関係
襲撃事件を機に政権中枢に躍り出た家康
書状のやり取りによる「家康与党」の形成
固い絆を結ぶ黒田長政と吉川広家
第三章 諸大名が抱える家中問題
家臣団の統制に苦しむ大名たち
毛利家一門の状況
吉川元春・元長父子の相次ぐ死
実子のいなかった小早川隆景の死と、養子・秀秋
毛利宗家の後継者問題と秀吉の影
輝元の嫡子・秀就誕生がもたらした毛利一門の危機
秀吉の寵を得ていた毛利秀元が輝元に出した起請文
輝元と五奉行の結託
父と兄を亡くした吉川広家の、黒田家・家康とのつながり
島津氏の、鎌倉期以来の九州での覇権争い
秀吉による九州征伐と、島津氏領国の分割
兄弟不和や一揆で弱体化する島津氏
島津忠恒(家久)による重臣・伊集院幸侃の暗殺
幸侃の子・忠真による庄内の乱、勃発
家康の介入を許す島津氏
ほか
商品詳細
- 出版社名
- 草思社
- サイズ
- 20cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
注意事項
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