実践方言学講座 第2巻「方言の教育と継承」

発売日:2020年12月

  • 実践方言学講座 第2巻「方言の教育と継承」
  • 実践方言学講座 第2巻「方言の教育と継承」
巻の著者
大野眞男/編 杉本妙子/編
巻の書名
方言の教育と継承
ページ数
306p
ISBN
978-4-87424-846-1
著者情報
大野 眞男(オオノ マキオ)
國學院大學大学院文学研究科博士課程後期単位取得退学。文学修士。岩手大学教育学部元教授

杉本 妙子(スギモト タエコ)
國學院大學大学院文学研究科博士後期課程単位取得満期退学。文学修士。現在、茨城大学人文社会科学部教授

¥4,730 税込

21 nanacoポイント

21 セブンマイル

セブン-イレブン受取り(送料無料)

発送目安

発売日(発売日以降は当日)~2日で発送

宅配(送料¥550税込)

発送目安

発売日(発売日以降は当日)~2日で発送

交通状況・天候の影響や注文が集中した場合等、お届けにお時間をいただく場合がございます。

商品説明

学校における方言教育や方言の教材作成といった教育と方言との関わり、また昔話の語り活動などの地域社会と方言との関わりについてその実践を紹介し、今後の展望を示す。

■「地域文化の多様性を守るために―第2巻への招待―」より
 日本の近代史の中で、地域を越えて広域にわたるコミュニケーションに使用されるいわゆる「標準語・共通語」と、地域社会の中で使用される「方言」とは、標準語・共通語の方に教育的・社会的評価面での圧倒的な比重が置かれつつも、事実上は社会生活の中で共生関係に置かれてきた。その間、方言は豊かな地域文化の多様性を創成し、地域社会のアイデンティティーを表出するための重要な手段として、標準語・共通語ではなしえない役割を日本各地で果たしてきたといえる。しかしながら、戦後の高度経済成長にともなう都市部への若年労働人口の集中などにより地方社会は疲弊し、豊かな地域文化を支えてきた方言も、若い話し手たちを奪われ、各地の方言は衰退の窮地に追い込まれている。今日のようなグローバル化の進展する状況下にあって、日本各地で多様な地域文化を醸成してきた方言が失われてしまうことも、ある程度は仕方がないという意見もあるかもしれない。しかし、たとえば関西人から関西弁を取り上げるといったら、関西のみなさんはどう感じるだろうか。決して愉快なことではあるまい。関西弁ほど優勢ではない方言を話す日本各地においては、自分たちの言葉を奪われる危機の度合いははるかに高く、それ故に方言に対する愛惜の念は一通りのものではないだろう。あるいは、自方言が失われることをすでに諦めている地域もあるかもしれない。かつての言語研究者のように自然の成り行きに任せるのではなく、その方言の話し手の立場に立って、方言を残したいという地域社会の思いを受け止めて、方言が次世代に継承されるためのポジティブ・アクションを、多様な社会的立場から模索する時が来たのではないか。

目次

学校教育と方言(学校教育における方言学習の可能性
小中学校での方言教育の実践と課題
ふるさとのことばを学ぶ被災地での授業実践
高等学校での方言教育の実践と課題
大学での方言教育の実践と課題)
地域社会と方言(生涯学習における方言の役割
方言継承と昔話の語りの活動
地域のことばによる演劇活動
地域の行政との連携による方言継承支援活動)
方言の教材・学習材づくり(方言教科書のつくり方
地域の暮らしを継承するための方言教科書
沖縄県の「しまくとぅば」教育と多様な学習材
継承の基盤としての方言会話の記録)

商品詳細

出版社名
くろしお出版
サイズ
22cm
対象年齢
一般
フォーマット
単行本

注意事項

本の帯に関して
帯つきでの出荷はお約束しておりません。
商品ページに、帯のみに付与される特典物等の表記がある場合でも、確実に帯つきでの出荷はお約束しておりません。
また、帯は商品の一部ではなく「広告扱い」のため、帯の有無・破損による交換や返品は承っておりません。
版・表紙について
版・表紙(カバー)のご指定は承っておりません。ご注文いただくタイミングによっては、お届けする商品の版や表紙が商品ページ上のものとは異なる場合がございます。
また、初版にのみにお付けしている特典(初回特典、初回仕様特典)がある商品は、商品ページに特典の表記がされている場合でも、無くなり次第終了となります。

あなたへのおすすめ