流域ガバナンス 地域の「しあわせ」と流域の「健全性」
発売日:2020年12月
- ページ数
- 454p
- ISBN
- 978-4-8140-0303-7
- 著者情報
- 脇田 健一(ワキタ ケンイチ)
龍谷大学社会学部・教授。専門分野:環境社会学
谷内 茂雄(ヤチ シゲオ)
京都大学生態学研究センター・准教授。専門分野:理論生態学・地球環境学
奥田 昇(オクダ ノボル)
神戸大学内海域環境教育研究センター・教授。専門分野:生態科学
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商品説明
上流から下流までの地域住民の暮らしから流域全体の栄養循環に至るまで、ミクロからマクロにひろがる流域の連関を丹念に追い、流域ガバナンスのあり方を明らかにする。琵琶湖・野洲川と、急速な開発途上にあり環境問題が深刻化しつつあるフィリピン・ラグナ湖のシラン・サンタローサ流域との比較から、世界の流域でも展開できる人と生態系の相互作用解明のためのアプローチを明かす。
上流から下流までの地域住民の暮らしから流域全体の栄養循環に至るまで、ミクロからマクロにひろがる流域の連関を丹念に追い、流域ガバナンスのあり方を明らかにする。琵琶湖・野洲川と、急速な開発途上にあり環境問題が深刻化しつつあるフィリピン・ラグナ湖のシラン・サンタローサ流域との比較から、世界の流域でも展開できる人と生態系の相互作用解明のためのアプローチを明かす。
目次
はじめに
序 地球環境の中の流域問題と流域ガバナンスのアポリア
序-1 流域への注目と2つの研究戦略
(1)教育映画 “Powers of Ten”
(2)空間スケール
(3)水平志向の研究戦略
(4)垂直志向の研究戦略
(5)先行するプロジェクトについて
序-2 学際研究・文理融合研究から超学際的研究へ
はじめに
(1)文理融合による2つの先行プロジェクト(1997-2006年度)
(2)超学際的アプローチによる流域ガバナンス研究の展開(2014-2019年度)
第1章 流域ガバナンス研究の考え方
第1章解説
1-1 文理融合型研究プロジェクトの「残された課題」
(1)相似的関係にある2つのアポリア
(2)研究プロジェクト「地球環境情報収集の方法の確立」
(3)研究プロジェクト「琵琶湖―淀川水系における流域管理モデルの構築」
(4)残された課題
1-2 流域における生物多様性と栄養循環
(1)なぜ、生物多様性は必要か?
(2)生物多様性とは何か?
(3)流域の生物群集の固有性と階層性
(4)生物多様性の恩恵
(5)生物多様性と栄養循環
1-3 流域における地域の「しあわせ」と生物多様性
(1)「魚のゆりかご水田」プロジェクト
(2)経済的利益の向こうに見え隠れすること
(3)農家にとっての「意味」
(4)集落の「しあわせ」
1-4 「4つの歯車」仮説 垂直志向の研究戦略の展開
(1)「鳥の目」と「欠如モデル」
(2)経済的手法と人口減少社会
(3)「ブリコラージュ」と超学際
(4)「4つの歯車」仮説
(5)協働の本質
1-5 2つの流域を比較することの意味
(1)シラン・サンタローサ流域
(2)流域を比較することの意味
(3)「虫の目」による修正
(4)本書の構成
?コラム1-1 湖沼をめぐる循環とガバナンス 2つの視点はなぜ重要か?
ほか
商品詳細
- シリーズ名
- 環境人間学と地域
- 出版社名
- 京都大学学術出版会
- サイズ
- 22cm
- フォーマット
- 単行本
注意事項
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