現場の判断、経営の決断 宇宙開発に見るリスク対応
発売日:2020年12月
- ページ数
- 403p
- ISBN
- 978-4-532-32374-5
- 著者情報
- 山浦 雄一(ヤマウラ ユウイチ)
山浦技術経営士事務所代表。筑波大学客員教授。1976年3月東京大学工学部航空学科卒業。1978年3月東京大学大学院航空学専攻修士課程修了。1978年4月〜2017年3月、宇宙開発事業団(NASDA)および宇宙航空研究開発機構(JAXA)に在籍。JAXAにおいて理事として経営企画、国際関係、産業振興、危機管理などを担当。また、最高情報セキュリティ責任者(CISO)を務める
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商品説明
「逆境こそが人間を飛躍させる」(糸川英夫)。「はやぶさ2」、「こうのとり」、国際宇宙ステーションでの数多くの技術者、日本人宇宙飛行士による「未踏への挑戦」も、スペースシャトル、国産ロケットでの「絶望的な失敗」を乗り越える「再出発への挑戦」も、使命を担った「チーム一丸」なしには達成できない。
数々の困難を乗り越え「はやぶさ2」「こうのとり」は栄光をつかんだ!
日本の宇宙開発チームに学ぶ、チャレンジできる組織の原点
2020年12月6日、探査機「はやぶさ2」が小惑星リュウグウの砂を詰めたカプセルを地球に届けた後、再び宇宙に旅立った。一方11月からは、野口聡一飛行士がアメリカの民間宇宙船の運用1号機で国際宇宙ステーション(ISS)に到着し、活動中である。2020年代の今、宇宙開発は新たな局面を迎え、同時に、日本の技術と人に世界の注目が集まっている。
本書は、長く日本の宇宙開発チームの一員としてスペースシャトル利用計画、ISS計画、国産ロケット計画、「はやぶさ2プロジェクト」など、国際協力と競争での苦闘と世界の最前線を見てきた筆者が、様々な困難を伴う巨大プロジェクトの裏側で、それを支える人と組織が世界とどう関わりどのように動いてきたかを、現場のエピソードとともに描く、ビジネスノンフィクション。
本書で焦点を当てるのは、「はやぶさ2」や有人宇宙計画での「未踏への挑戦」と「困難の大きさ」であり、スペースシャトルや国産ロケットでの「絶望的な失敗」とそれを乗り越える「再出発への挑戦」である。そして、これら困難に挑み苦難を乗り越えた「チーム一丸」の活動と、それを支え、実現させた現場の「判断」、経営の「決断」とリーダーシップを紹介する。
宇宙プロジェクトで最も重要なものは何か。それは、人であり、人が集まった「チーム」である。頭抜けた者が一人で成功させているのではない。「チーム一丸」で初めて大きな力が出る。「未踏への挑戦」も、「絶望的な失敗」を乗り越える「再出発への挑戦」も、「チーム一丸」無しには達成できない。本書を読んでいただくことで、チャレンジできる組織に必要なものが何かが理解できるであろう。
目次
第1部 日本の有人宇宙活動の階段
スペースシャトル搭乗・実験での苦難と、その後の飛躍
第2部 ソ連崩壊直後の米国宇宙政策と日本
1990年代、米国の危機管理と、垣間見えたソ連流宇宙文化
第3部 二度目のシャトル事故と日本
事故原因究明での米国の姿と、事故後初飛行への日本人搭乗
第4部 日本宇宙輸送の挑戦と試練
ロケット連続失敗の教訓と、HーIIAロケット成功への経営
第5部 国際舞台での日本の宇宙輸送実現
ISS物資補給機「こうのとり」の苦難と成功、生んだ価値
第6部 小惑星探査機「はやぶさ2」
プロジェクト開始から続いた幾多の困難と、乗り越えた人々
第7部 2020年代の宇宙開発への期待
進む世界の変化と進化、日本の進路と期待
商品詳細
- 出版社名
- 日経BP日本経済新聞出版本部
- サイズ
- 19cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
注意事項
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