近代中国の日本書翻訳出版史
発売日:2020年12月
- ページ数
- 454p
- ISBN
- 978-4-13-026275-0
- 著者情報
- 田 雁(ディン ガン)
1958年生れ。82年蘇州大学歴史学部卒業、95年華東師範大学経済学部国際貿易専門の修士課程を修了、98年東京大学文学部社会学研究室に留学。1999‐2003年日本の『中文導報』記者を務める。2008年より南京大学出版社副編審、南京大学中日文化センターの特聘研究員。専門は図書翻訳出版の比較研究
小野寺 史郎(オノデラ シロウ)
1977年生れ。東北大学文学部卒業。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。博士(学術)。日本学術振興会特別研究員、京都大学人文科学研究所附属現代中国研究センター助教を経て、埼玉大学大学院人文社会科学研究科准教授。専門は中国近現代史
古谷 創(フルヤ ハジメ)
1983年生れ。信州大学人文学部卒業。東京大学大学院総合文化研究科博士課程単位取得退学。修士(学術)。現在、日中学院日本語科非常勤講師。専門は中国近代思想史
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商品説明
日本文化交流史の一面を形成する「中国語に翻訳された日本語書籍」の歴史を19世紀の後半から現在まで射程に入れ一つの通史として描き切った労作.田雁著『日本図書漢訳出版史』(南京大学出版社,2017年)を翻訳.
目次
序 章
1 先行研究の整理
2 本書の概要
第1章 日本書翻訳事業の勃興(1719年代〜1911年)
1 日本観の変化
2 清末の改革と中国語訳日本書
3 東京から上海へ――翻訳の中心の移動
4 独壇場の時代
第2章 戦争下の図書翻訳(1912年〜1949年)
1 日本観の変転
2 民国期の中国語訳日本書
3 出版社群像
4 訳品をめぐる論争
5 新文化・新思想・戦争準備
6 中国語訳日本書に対する戦争の影響
第3章 テキストと訳者の選別(1949年〜1976年)
1 日本に無関心な時代
2 「十七年」と「文革」期の中国語訳日本書
3 内部発行・「皮書」・秘密翻訳
4 名前を出せない訳者たち
第4章 転換期の好機と挫折(1977年〜1999年)
1 改革開放初期の日中蜜月期
2 市場化と国際化
3 中国語訳日本書の勢力図の変遷と社会的要因
4 映画・テレビと日本書の翻訳
5 ベストセラー不在の中国語訳日本書
第5章 翻訳・出版における新要素(2000年〜2011年)
1 「氷点下」の日中関係
2 分野勢力図における新要素
3 内容第一――ベストセラーを呼び込め
4 繁栄と内省
終 章 中国語訳日本書の社会的影響と意義
1 日本書翻訳出版事業の始まりと高まり
2 中国語訳日本書の時代ごとの特色
3 訳者・出版社・著者の役割の変遷
解説
訳者あとがき
商品詳細
- 出版社名
- 東京大学出版会
- サイズ
- 22cm
- フォーマット
- 単行本
注意事項
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