さくら、うるわし
発売日:2021年1月
- ページ数
- 253p
- ISBN
- 978-4-04-109968-1
- 著者情報
- 長野 まゆみ(ナガノ マユミ)
東京都生まれ。1988年『少年アリス』で文藝賞を受賞。2015年『冥途あり』で泉鏡花文学賞、野間文芸賞を受賞
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商品説明
小旅館「左近」の長男桜蔵は、家族の誰から継いだものか、見えるはずがないものに魅入られやすい体質だ。父の柾に諦めるよう諭されても、桜蔵は平凡な生活を望むばかりだが、うっかりするうち次々に怪異に巻き込まれてしまう。耳を求めさまよう犬、男か女か判然としないマネキン、この世ならぬものが桜蔵の身体を求め…。生と性、死の気配が絡み合い、現と夢の境界をいとも軽やかに飛び越える、珠玉の連作幻想譚第3弾。
小旅館「左近(さこん)」の長男・桜蔵(さくら)は、母と弟が暮らす家を離れ、父・柾(まさき)の元から大学に通っている。柾の庶子ではあるが特に不自由はなく、柾の本妻である遠子(とおこ)とは、気軽に連れ立って出かけられるほどだ。複雑な家族関係に不満はないが、誰からか継いだ、不可思議な体質は困りものだ。見えないはずのものを見てしまうだけでなく、その者たちに魅入られ、身体をほしいままにされてしまう。それも、集まってくる者たちはいずれも桜蔵を「いい女」と呼んではばからないのだ。
耳を求めさまよう犬、男か女か判然としないマネキン――この世ならぬものたちが桜蔵の身体を求め……。生と性、死の気配が絡み合う珠玉の連作幻想譚。
目次
その犬に耳はあるか
この川、渡るべからず
ありえないことについての、たとえ
その犬の飼い主に告ぐ
解説・門賀美央子
商品詳細
- シリーズ名
- 角川文庫 な52-7 左近の桜
- 出版社名
- KADOKAWA
- サイズ
- 15cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 文庫
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