ザ・ラストマン 日立グループのV字回復を導いた「やり抜く力」
発売日:2021年1月
- ページ数
- 270p
- ISBN
- 978-4-04-082393-5
- 著者情報
- 川村 〓(カワムラ タカシ)
日立製作所名誉会長。1939年、北海道生まれ。62年東京大学工学部電気工学科を卒業後、日立製作所に入社。電力事業部火力技術本部長、日立工場長を経て、99年副社長に就任。その後、2003年日立ソフトウェアエンジニアリング会長、07年日立マクセル会長等を歴任したが、日立製作所が7873億円の最終赤字を出した直後の09年に執行役会長兼社長に就任、日立再生を陣頭指揮した。10年度に執行役会長として最終利益の過去最高を達成し、11年より取締役会長。14年には取締役会長を退任し16年まで相談役。10年〜14年日本経済団体連合会副会長、14年〜19年みずほフィナンシャルグループ社外取締役、15年〜17年カルビー社外取締役、16年〜17年ニトリホールディングス社外取締役、17年〜20年6月東京電力ホールディングス社外と・会長
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商品説明
「自分がみんなを食べさせる」という考え方。意思決定者を少なくすると「結論が尖る」。「近づける」仕事と、「遠ざける」仕事。朝令暮改にもルールがある。流れない水は腐る―「平時の構造改革」をしよう…注目の経営者が語る、日本経済をV字回復させる“ビジネスパーソン”の条件とは。経営者も、若手社員も身につけたい「仕事への向き合い方」。
「ラストマンになれ」
私がこの言葉を聞いたのは、三〇代のころです。
当時の私は日立工場に勤めていて、たしか設計課長に昇進したときのことだったと思います。
日立工場長だった綿森力さんが、工場の執務室の窓の前でこう言いました。
「この工場が沈むときが来たら、君たちは先に船を降りろ。
それを見届けてから、オレはこの窓を蹴破って飛び降りる。
それがラストマンだ」
――そのときから、私の胸に「ザ・ラストマン」という言葉が深く刻まれています。【序章より】
* * * * * *
「自分の後ろには、もう誰もいない」――ビジネスマンに必須の心構えとは。
決断、実行、撤退…一つひとつの行動にきちんと、しかし楽観的に責任を持ってやり抜けば、より楽しく、成果を出せる。
7873億円の赤字から会社を再生した元日立グループ会長が、苦境の日本経済で戦い続けるビジネスパーソンに贈るメッセージ。
新規収録原稿「若い企業人の皆さんへ」「ポストコロナ時代の企業」
※本書は二〇一五年三月に小社から刊行された同名の単行本を加筆・再編集したものです。
目次
新書版まえがき
はじめに
序 章 「自分の後ろには、もう誰もいない」
ザ・ラストマン――「この覚悟」を持っていますか
第1章 大事なときに「何を決めるか」「どう決めるか」
リーダーに求められていること
第2章 「きちんと稼ぐ」ための思考習慣
「独りよがり」にならないために
第3章 意思決定から実行までの「シンプルな手順」
自信をもってビジネスをするために
第4章 いつも前向きに「自分を磨く」人
自分を鍛える、部下を鍛える
第5章 「慎重に楽観して」行動する9カ条
成果を丁寧に出すための羅針盤
第6章 私たち日本人に必要な「意識」とは何か
グローバル感覚とダイバーシティ
特別章 日立をV字回復させた「ラストマン」魂の言葉
――川村隆インタビュー
おわりに
新書版あとがき
商品詳細
- シリーズ名
- 角川新書 K-344
- 出版社名
- KADOKAWA
- サイズ
- 18cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 新書・選書
注意事項
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