ヘンリー・A・ウォーレス 孤高の政治家が目指した核なき世界

島本マヤ子/著

発売日:2020年11月

  • ヘンリー・A・ウォーレス 孤高の政治家が目指した核なき世界
  • ヘンリー・A・ウォーレス 孤高の政治家が目指した核なき世界
ページ数
295p
ISBN
978-4-87259-719-6
著者情報
島本 マヤ子(シマモト マヤコ)
大阪大学招聘研究員。大阪外国語大学大学院外国語研究科英語専攻博士前期課程修了。大阪大学大学院言語文化研究科言語社会専攻博士後期課程修了。博士(言語文化)。専門は冷戦初期のアメリカ史、日米原子力政策

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商品説明

もし大統領になったのがトルーマンでなく彼だったら、世界は変わっていたかもしれない。冷戦と核兵器戦争を避け、小国の権利を認め、国連を強くして植民地主義を終える。科学技術を世界中で共有して核なき世界を実現する。そして、ともに発展できる市民の世紀を追求しよう。時代の先を行き過ぎた孤高のヒーローが目指したもう一つのアメリカ。

もしトルーマンではなくウォーレスが大統領になっていたら、世界の歴史は変わっていたかもしれない――
ルーズベルト政権下で農務長官、副大統領を歴任したウォーレスは、豊富な科学知識やアインシュタインら科学者との信頼関係をもとに、世界平和を見据えた原子力技術管理、権利や利益を独占しない市民国家としてのアメリカを構想していた。しかし、男女平等、黒人差別撤廃、反植民地主義などのリベラルで進歩的な世界観は当時のアメリカ国内で孤立し、ウォーレスは表舞台から放逐されて、アメリカは原爆投下、そして冷戦への道をたどることになった――。歴史の分かれ目からこぼれた知られざる孤高の政治家の姿を明らかにする。

目次

序章 ウォーレスはなぜアメリカの核独占に反対したか
第1章 ウォーレスの政治経歴と先行研究
第2章 ウォーレスと原爆科学者との接点
第3章 ウォーレスの世界秩序はどのように構想されたのか
第4章 ウォーレスの原子力時代構想
第5章 冷戦戦士に挑戦して
終章 統一された世界を目指して
エピローグ
アペンディックス(付録・別表)

商品詳細

出版社名
大阪大学出版会
サイズ
22cm
フォーマット
単行本

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