オランダ社会への統合と「クルド人問題」 クルド組織と第2世代の活動を中心に
発売日:2020年11月
- ページ数
- 242p
- ISBN
- 978-4-8420-6595-3
- 著者情報
- 寺本 めぐ美(テラモト メグミ)
津田塾大学国際関係研究所特任研究員。2017年津田塾大学大学院国際関係学研究科修了。博士(国際関係学)
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商品説明
オランダに居住するクルド系住民の活動は、受け入れ国オランダにおける統合政策に積極的に対応しつつ、同時に、送り出し国トルコからの独立や連邦制を要求するクルドの政治運動と結びつくという両面性を持つ。移民・難民への支援を積極的に実施してきたオランダ社会に、在外クルド人の国境を越えた政治活動を位置づけ、「包摂と排除」という概念を越えた、移民・難民のより重層的な統合や、主体的な活動のあり方を探る。
オランダに居住し、トルコに背景を持つクルド系住民が、トルコでのクルド人の独立や連邦制を要求する政治活動をどのように展開してきたのか。またその背景を国際関係学的な視点から実証的に明らかにする。
――オランダに居住するクルド系住民の活動は、受け入れ国オランダにおける統合政策に積極的に対応しつつ、同時に、送り出し国トルコからの独立や連邦制を要求するクルドの政治運動と結びつくという両面性を持つ。受け入れ国に統合される移民・難民が、送り出し国との結びつきを弱めるという単純な現実があるわけではない。また「統合の意志のない」移民・難民が送り出し国との結びつきを強めるというのでもない。本書の事例検討から、受け入れ国の社会に統合されるだけでもなく、受け入れ国に背を向けて送り出し国との結びつきを強めるだけでもない、移民・難民の、より重層的な統合のあり方が見えてくるだろう。(「まえがき」より)?-
目次
序章 オランダ在住クルド系住民による国境を越えた政治活動
第1章 「クルド人問題」の展開
第2章 オランダにおける1980年代以降の移民政策の展開
第3章 オランダ社会への統合をめぐって―クルド組織の活動
第4章 統合と「クルド・ナショナリズム」への共感―クルド系住民第2世代の活動
第5章 クルド政党から距離を置く組織・第2世代の活動
終章 西ヨーロッパにおける「クルド人問題」の展開
商品詳細
- 出版社名
- 有信堂高文社
- サイズ
- 22cm
- フォーマット
- 単行本
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