キリスト教思想史の隠れた水脈 フィオーレのヨアキムからニーバーへ
発売日:2020年11月
- ページ数
- 372,13p
- ISBN
- 978-4-86285-323-3
- 著者情報
- 安酸 敏眞(ヤスカタ トシマサ)
1952年生まれ。京都大学大学院博士課程およびヴァンダービルト大学大学院博士課程修了。Ph.D.、京都大学博士(文学)。現在、北海学園大学学長
セブン-イレブン受取り(送料無料)
発送目安
発売日(発売日以降は当日)~2日で発送
宅配(送料¥550税込)
発送目安
発売日(発売日以降は当日)~2日で発送
交通状況・天候の影響や注文が集中した場合等、お届けにお時間をいただく場合がございます。
商品説明
キリスト教思想では、アウグスティヌスやトマスなど主要な研究対象になる思想家もいれば、フィオーレのヨアキムやクラウゼのようなあまり知られていない思想家もいる。本書は無名の思想家に光をあて、知られざる思想上の貢献を紹介し、またレッシングやトレルチ、ニーバーなど周知の思想家についても、見過ごされてきた側面に注目し、思想史上の新たな意味を掘り起こす。本書で考察する7人の著作家の位置づけ、その特徴と系譜を独自の視点から結び合わせ、そこに潜んでいる隠れた連関を浮かび上がらせて、新たな思想史を提示する。著者の広範な関心と独自の知見が、読者をキリスト教思想の新たな魅力に誘う注目の一書である。
キリスト教思想では,アウグスティヌスやトマスなど主要な研究対象になる思想家もいれば,フィオーレのヨアキムやクラウゼのようなあまり知られていない思想家もいる。
本書は無名の思想家に光をあて,知られざる思想上の貢献を紹介し,またレッシングやトレルチ,ニーバーなど周知の思想家についても,見過ごされてきた側面に注目し,思想史上の新たな意味を掘り起こす。本書で考察する7人の著作家の位置づけ,その特徴と系譜を独自の視点から結び合わせ,そこに潜んでいる隠れた連関を浮かび上がらせて,新たな思想史を提示する。
著者の研究の出発点であるラインホールド・ニーバーを通してフィオーレのヨアキムに出逢い,またトレルチ研究によりトレルチ『社会教説』のニーバー兄弟への強い影響を確認するとともに,トレルチがセバスチャン・フランクのスピリチュアリスムスに注目しているのに喚起され,フランクを将来の研究課題とした。またシュライアマハーとトレルチは,19世紀ドイツの学問的神学の第一走者と最終走者として重要なカウンターパートであったことを明らかにする。さらにレッシングのスピノザ的汎神論への興味からクラウゼの万有在神論の概念に出合い,そしてフランクとレッシング,クラウゼが一本の線でむすばれた。
著者の広範な関心と独自の知見が,読者をキリスト教思想の新たな魅力に誘う注目の一書である。
目次
第1章 思想史の裏街道―轍の跡
第2章 フィオーレのヨアキム―「第三の時代」と「永遠の福音」
第3章 セバスティアン・フランク―孤独な個人主義者の「第四の信仰」
第4章 ゴットホルト・エフライム・レッシング―「ある偉大な、慈悲深い君主のいとしい庶子」のキリスト教
第5章 フリードリヒ・シュライアマハー―信仰と学問の間の「永遠の契約」
第6章 カール・クリスティアン・フリードリヒ・クラウゼ―忘却された哲学者の「万有在神論」
第7章 エルンスト・トレルチ―「すべては揺らぎ倒れつつある」
第8章 ラインホールド・ニーバー―「平静の祈り」
付録 ベルリン墓標めぐり
商品詳細
- 出版社名
- 知泉書館
- サイズ
- 20cm
- フォーマット
- 単行本
注意事項
- 本の帯に関して
- 帯つきでの出荷はお約束しておりません。
商品ページに、帯のみに付与される特典物等の表記がある場合でも、確実に帯つきでの出荷はお約束しておりません。
また、帯は商品の一部ではなく「広告扱い」のため、帯の有無・破損による交換や返品は承っておりません。 - 版・表紙について
- 版・表紙(カバー)のご指定は承っておりません。ご注文いただくタイミングによっては、お届けする商品の版や表紙が商品ページ上のものとは異なる場合がございます。
また、初版にのみにお付けしている特典(初回特典、初回仕様特典)がある商品は、商品ページに特典の表記がされている場合でも、無くなり次第終了となります。