史上最大の革命 1918年11月、ヴァイマル民主政の幕開け
ローベルト・ゲルヴァルト/〔著〕 大久保里香/訳 小原淳/訳 紀愛子/訳 前川陽祐/訳
発売日:2020年11月
- ページ数
- 367,76p
- ISBN
- 978-4-622-08952-0
- 著者情報
- ゲルヴァルト,ローベルト(ゲルヴァルト,ローベルト)(Gerwarth,Robert)
1976年ベルリン生まれ。現在、ユニバーシティ・カレッジ・ダブリン現代史教授および同大学戦争研究センター所長。専攻は近現代ヨーロツパ史、とくにドイツ史
大久保 里香(オオクボ リカ)
1992年生まれ。ドイツ現代史専攻。現在、筑紫女学園大学非常勤講師
小原 淳(オバラ ジュン)
1975年生まれ。ドイツ近現代史専攻。現在、早稲田大学文学学術院教授
紀 愛子(キノ アイコ)
1987年生まれ。ドイツ現代史専攻。現在、早稲田大学他非常勤講師、日本学術振興会特別研究員
前川 陽祐(マエガワ ヨウスケ)
1978年生まれ。ドイツ近現代史専攻。現在、早稲田大学他非常勤講師
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商品説明
それは民主主義の失敗だったのか。議会制民主主義や女性参政権を実現し、ナチ政権の到来で崩壊したヴァイマル共和国。その実像を活写し、現代史の死角を照らす。ヴァイマル共和国、その知られざる実像。
ヴァイマル共和国は、先進的な議会と憲法をもちながらも、ナチ政権の到来により崩壊したことから、民主主義の失敗の象徴として注目されてきた。それは滅亡を運命づけられた民主政だったのか。
ヴァイマル共和国の成立に至る1918年の11月革命を、著者ゲルヴァルトは「史上最大の革命」と名付ける。これは当時の日刊紙の主筆T・ヴォルフの言葉で、君主政から民主政へと平和的に移行したことを称賛している。その後、ナチ政権は1918年11月を忌むべき犯罪の日として喧伝した。
著者はヴァイマル期を歴史の教訓という像から、より立体的なものにすることを試みる。当時の政治家、作家、極左と極右の運動家、一般の人々などの様々な立場からの証言、そして公文書、新聞雑誌、機関紙、日記などの膨大な資料から、革命前夜、ヴァイマル共和国の成立、それによる国家と社会の構造転換を一望する。
従来のように英仏からの視点ではなく、中東欧諸国との相互比較、第一次世界大戦後のヨーロッパ全体の体制変化などの広い視点から、これまで看過されてきたヴァイマル期の実像を明快に描き出し、現代史の死角に光を当てる。
目次
プロローグ 「麗しき夢のごとく」
第一章 一九一七年、革命の予感
第二章 勝利への希望
第三章 終盤戦
第四章 水兵の蜂起
第五章 油の染みのごとき革命
第六章 ベルリンでの決戦
第七章 西方での和平
第八章 帝国の名残
第九章 民主政の試練
第十章 急進化との戦い
第十一章 自由主義の凱歌
第十二章 一九一九年春の騒乱という内憂
第十三章 ヴェルサイユという外患
エピローグ したたかな民主政――一九一九〜二三年のドイツ
謝辞
訳者解題
写真出典
原註
主要参考文献
人名索引
商品詳細
- 出版社名
- みすず書房
- サイズ
- 20cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
- 原題
- 原タイトル:Die groste aller Revolutionen
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