黄進興著作選集 2「孔子廟と帝国 国家権力と宗教」
発売日:2020年10月
- 巻の著者
- 工藤卓司/訳
- 巻の書名
- 孔子廟と帝国 国家権力と宗教
- ページ数
- 315p
- ISBN
- 978-4-497-22018-9
- 著者情報
- 黄 進興(コウ シンコウ)
1950年、台湾生まれ。筆名呉詠慧。国立台湾大学歴史系学士・同大学修士、アメリカ・ハーバード大学歴史学博士(1983)。中央研究院歴史語言研究所副研究員・研究員・所長等を経て、中央研究院副院長兼歴史語言研究所特聘研究員。中央研究院院士。専門は中国思想史・中国宗教文化史・史学理論
工藤 卓司(クドウ タクシ)
1979年、大分県竹田市生。広島大学文学部人文学科卒、同大学大学院文学研究科博士課程前期及び後期修了。博士(文学)。国立台湾大学中国文学系・中央研究院中国文哲研究所・国立清華大学中国文学系等で博士後研究、国立台湾師範大学文学院・福岡教育大学教育学部及び奈良教育大学教育学部での非常勤講師、台湾・致理科技大学応用日語系副教授を経て、県立広島大学地域創生学部准教授。専門は中国思想・経学・日本漢学
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商品説明
如何にして孔子廟が中華帝国の礼制に組み込まれていったのか、ひいては政治に取り込まれていったのかを、孔子廟を巡る様々な歴史的事象を丹念にたどりながら論考を加える。付録に太公望呂尚を祀る「武廟」についての論考を収める。
黄進興氏が自ら厳選した孔子廟研究に関する14編の論考を「黄進興著作選集」として、二冊に分けて刊行。これらの論考は、儒教の宗教としての特質を歴史的に儒教が果たしてきた役割に即して解明し、国家宗教としての儒教の本質を明らかにし、孔子廟を政治と宗教とが交わる重要な場としてとらえ、孔子廟従祀制度の変遷に沿って、中国思想史の展開を跡づけている。
『黄進興著作選集』の第二冊にあたる本書『孔子廟と帝国』は、如何にして孔子廟が中華帝国の礼制に組み込まれていったのか―政治に取り込まれていったのか―を、孔子廟を巡る様々な歴史的事象を丹念にたどりながら論考を加える。同時に、孔子廟に従祀される者の人選自体が、その時々の時代思潮・学術観、ひいては政治思想を反映するものとしての代表的事例(荀子・朱子の扱い、嘉靖年間の改変など)を挙げて論考を加えている。付録として、太公望呂尚を祀る「武廟」についての文章を収める。文廟である孔子廟との違いを明らかにしている。
目次
「台湾学術文化研究叢書」刊行の辞(王徳威)
日本語版序――孔子廟と私(黄進興)
第一章 孔子廟の祭祀と帝国の礼制
第二章 道統と治統の間――明嘉靖九年(一五三〇)の孔子廟制度改革に見る皇帝権力と祭祀儀礼
第三章 清初政権におけるイデオロギーの探究――政治化する道統観
第四章 孔子塑像の撤廃と聖師祭
第五章 『野叟曝言』と孔子廟文化
第六章 荀子――孔子廟従祀の欠席者
附録 武廟の興起と衰退(七世紀から 十四世紀まで)――政治文化の視点から
初出一覧
訳者あとがき(工藤卓司)
『孔子廟と帝国――国家権力と宗教 黄進興著作選集(二)』解説(中純夫)
索引
商品詳細
- シリーズ名
- 台湾学術文化研究叢書
- 出版社名
- 東方書店
- サイズ
- 22cm
- フォーマット
- 単行本
注意事項
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