イスラームのアダム 人間をめぐるイスラーム神秘主義の源流

澤井真/著

発売日:2020年12月

  • イスラームのアダム 人間をめぐるイスラーム神秘主義の源流
  • イスラームのアダム 人間をめぐるイスラーム神秘主義の源流
ページ数
242,33p
ISBN
978-4-7664-2712-7
著者情報
澤井 真(サワイ マコト)
天理大学おやさと研究所講師。1984年生まれ。専門は宗教学・イスラーム思想研究・天理教学。天理大学人間学部宗教学科を卒業後、東北大学文学研究科博士前期課程へ進学。カイロ・アメリカン大学大学院修士課程修了後、東北大学大学院博士後期課程修了。博士(文学)。日本学術振興会特別研究員PD、イェール大学交換研究員、ハーバード大学客員研究員、京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科特任研究員を経て、現職

¥4,950 税込

22 nanacoポイント

22 セブンマイル

セブン-イレブン受取り(送料無料)

発送目安

発売日(発売日以降は当日)~2日で発送

宅配(送料¥550税込)

発送目安

発売日(発売日以降は当日)~2日で発送

交通状況・天候の影響や注文が集中した場合等、お届けにお時間をいただく場合がございます。

商品説明

ユダヤ・キリスト教にも共通し、イスラームでは最初の預言者でもある“アダム”。この人間存在の原型への透徹した考察をとおし、イスラーム神秘主義思想は、いかに「人間」をめぐる新たな知を紡いだのか。人間学としての可能性を拓く、画期的な研究。

▼最初に創造された人、アダムをめぐるイスラームの〈人間探究〉の系譜を辿る。

ユダヤ・キリスト教にも共通し、イスラームでは神に創造された「最初の人間」であるだけでなく、「最初の預言者」として重要な存在である「アダム」。イスラーム神秘主義者、スーフィーたちは、アダムを人間存在の原型・理想として把捉し、「人間とは何か?」という実存的な問いを解明しようとした。これまで顧みられなかったイスラームの「アダム」に「人間学」の視点から迫る、画期的な研究。

目次

序 宗教研究とイスラーム神秘主義
一 宗教学はいかにイスラームを理解してきたか
二 宗教学はイスラームをいかに理解すべきか
三 スーフィズムからイスラーム神秘主義へ──人間性の探求
四 イスラーム神秘主義における人間探求と「体験主義」
五 アダムからみた人間

  第1.部 クルアーンの内的な意味を求めて──アダム神話とその解釈
  学的想像力

 第一章 解釈学的想像力の場としてのアダム
一 アダム神話のコンテクスト
二 クルアーンにおけるアダム神話
三 ハディースにおけるイスラーム人間論

 第二章 アダム神話の追体験──「原初の契約」における始源への帰還
一 イスラーム神秘主義における神的合一の表象
二 自己の消滅と神との存続
三 「無始の永遠」への回帰体験とアダム神話
四 選良の一性と「原初の契約」

 第三章 イスラームの死生観と人間
一 「原初の契約」における神と人間──創造から終末まで
二 タバリ―のクルアーン解釈における人間
三 人間の生と死に関する五つの解釈

 第四章 名を与えられたアダム──生と死のはざまで
一 アダムに授けられた名前──イスラー思想における神名論
二 クシャイリーの神秘主義における神名論
三 『美麗なる神名注釈』における「生を与える者」と「死を与える者」
四 『神の徴しの精巧さ』における生と死

  第2.部 アダムにならいて──イスラーム神秘主義哲学における人間

 第五章 イブン・アラビー学派における存在的流出論の展開
一 存在の開けと「自己顕現」概念
二 初期スーフィーたちの「タジャッリー」概念
三 イブン・アラビーの「タジャッリー」概念
四 カーシャーニーの「タジャッリー」概念
五 『霊感の徒が示唆するところを知らしめる精妙さ』における存在顕現論

 第六章 霊的権威としての完全人間
ほか

商品詳細

出版社名
慶應義塾大学出版会
サイズ
22cm
フォーマット
単行本

注意事項

本の帯に関して
帯つきでの出荷はお約束しておりません。
商品ページに、帯のみに付与される特典物等の表記がある場合でも、確実に帯つきでの出荷はお約束しておりません。
また、帯は商品の一部ではなく「広告扱い」のため、帯の有無・破損による交換や返品は承っておりません。
版・表紙について
版・表紙(カバー)のご指定は承っておりません。ご注文いただくタイミングによっては、お届けする商品の版や表紙が商品ページ上のものとは異なる場合がございます。
また、初版にのみにお付けしている特典(初回特典、初回仕様特典)がある商品は、商品ページに特典の表記がされている場合でも、無くなり次第終了となります。

あなたへのおすすめ