精神分析における心的経験と技法問題
発売日:2020年11月
- ページ数
- 228,12p
- ISBN
- 978-4-7724-1786-0
- 著者情報
- スチュワート,ハロルド(スチュワート,ハロルド)(Stewart,Harold)
1924‐2005。英国精神分析協会所属の訓練分析医、スーパーヴァイザー。1924年にロンドンのユダヤ系移民の家庭に生まれ、生粋のロンドン子として育った。ユニバーシティ・カレッジ・ロンドンやユニバーシティ・カレッジ病院(UCH)で教育を受け、1947年に医師免許を得た。当初は、一般開業医として出発し、17年ほど国民健康保険(NHS)で業務にあたった。初期の研究対象は催眠であったが、次第に精神分析の道を志すようになった。1961年に精神分析家の資格を得た後、1963年には英国精神分析協会会員となった。1965年、訓練分析家とスーパーヴァイザーの資格を取得した。1989年の引退まで、UCHやNHS、タヴィストック・クリニック、パディントン心理療法センターでの要職を歴任した。夢や催眠状態の研究をはじめ、転移外と転移内における技法の差異、エディプス神話の解釈など、多岐にわたる主題を研究した。2005年に80歳で没
筒井 亮太(ツツイ リョウタ)
関西大学大学院心理学研究科修了。臨床心理士。大阪大学大学院精神医学教室、大阪府摂津市教育センターなどを経て、現在、たちメンタルクリニック、大阪府スクールカウンセラー、社会福祉法人海の子学園
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商品説明
ハロルド・スチュワートは、長年にわたって英国精神分析協会の訓練精神分析家として、英国独立派の代表的な精神分析家として活躍した。患者の内的空間の経験における変化という論題でまとめられた本書は、寡作をもって知られる著者の真にオリジナルな思索が凝縮された代表作である。著者は、自身の実践感覚に正直に、既存の理屈に厳しい査定の眼差しを向け続けることで、一回性を宿す臨床を瑞々しく描写する。精神分析実践のセントラルドグマであろう「転移」と「解釈」についても、転移解釈以外の作用因(再構成や治療的退行など)、転移外の対人関係や治療関係の現実性も重視し、クライエントの発するさまざまな問題(キャンセルや行動化など)を病理や防衛としてだけではなく、ある種のコミュニケーションとしても理解する必要性を説く。本書には、分析家の戸惑いや彷徨も含み込んだうえで、解釈やマネジメントなどの介入を案出していくプロセスが克明に記述されている。
目次
第1部 理論(共謀関係について
内的経験の変化)
第2部 技法(心的変化をもたらすうえでの課題と問題)
商品詳細
- 出版社名
- 金剛出版
- サイズ
- 22cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
- 原題
- 原タイトル:Psychic Experience and Problems of Technique
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