がんと外科医
発売日:2020年11月
- ページ数
- 193,4p
- ISBN
- 978-4-00-431856-9
- 著者情報
- 阪本 良弘(サカモト ヨシヒロ)
1967年生まれ。92年東京大学医学部卒業。東京大学医学部第二外科、国保旭中央病院などを経て、2001年癌研究会附属病院消化器外科、03年国立がんセンター中央病院肝胆膵外科、10年同医長。11年東京大学医学部肝胆膵外科、人工臓器・移植外科講師、15年同准教授。18年から杏林大学医学部消化器・一般外科教授、19年同付属病院肝胆膵外科診療科長
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商品説明
二人に一人はがんになると言われているいま、外科手術は、がん治療の中心的な存在である。がんの中でも難治とされる肝がんや膵がんの外科治療の最前線にいる著者が、外科手術の実際、肝胆膵がん治療の開発研究の軌跡と最新の状況、さらと師と仰ぐ外科医からの指導、患者から学んだことなどを、日々の想いとともに綴る。
二人に一人はがんになると言われているいま、様々な治療法が研究されている。そのなかで外科手術は、がん治療の根幹である。外科医として、肝がん、そして難治性の膵がんの治療・手術の最前線にいる著者が、肝胆膵のがんの外科的治療の開発研究の軌跡と最新状況、さらに外科医の日常、師からの指導、患者からの学びなどを綴る。
目次
はじめに
I 外科医の日々
1 肝臓がん手術の一日
カンファレンスと回診/手術が始まる/患者さんとの約束/肝臓が現れる/肝臓を浮かせる/肝授動に必要な忍耐/出血を減らすために/超音波を武器に/道しるべは肝静脈/麻酔科医からの信頼/一〇時間の手術を経て
2 手術を描き、記録する
脳が蘇らせる手術の風景/ゴールデンタイムのデフォルメ/手術イメージ再現の効用
3 他院での手術
手術の依頼/大切なのは我慢/患者さんの無事を
II 肝臓、胆道、膵臓
1 肝 臓
体内で最大の臓器/大樹のように/肝障害が進行すると/胆汁の産生
2 胆 道
胆汁を十二指腸に運ぶ道/閉塞性黄疸
3 膵 臓
内臓の深部に存在/外分泌と内分泌
4 肝臓がん
肝臓がんの分類/肝細胞がんとは/肝細胞がんの治療法/肝細胞がん治療のトピック
5 胆道がん
胆道の三種類のがん/胆道がんの治療法
6 膵がん
膵がんの成績/膵がんの性質/進行した膵がんの治療法/切除可能な膵がんと補助化学療法
III 肝胆膵外科医への軌跡
1 地域基幹病院の外科部長からの学び
外科研修先の決定/外科修行/患者さんへの向き合い方/やさしさと厳しさと、探究心
2 肝胆膵外科の師との出会い
レジェンドのオーラ/肝細胞がんの外科治療/幕内基準/肝系統的亜区域切除/師と弟子たち/フェアーな師/日本の生体肝移植の現状/東京大学における生体肝移植/肝移植後の合併症との闘い
IV 肝胆膵がんへの挑戦
1 肝機能に基づいた肝区域切除
肝臓手術の開発と教育/危険だった肝臓手術/ICGを用いた肝切除基準/間歇的肝門遮断/術中超音波の活用/肝臓の最深部の切除
2 肝門部領域胆管がんの切除と門脈塞栓術
肝門部領域胆管がんの手術とは/術前門脈塞栓術/PVEを併用した成績
3 両葉多発肝転移に対する二期的肝切除とALPPS
大腸がんの肝転移に対するあきらめない肝切除/部分切除が良い理由/肝転移に対するPVEの併用と限界/フランスの二 ほか
商品詳細
- シリーズ名
- 岩波新書 新赤版 1856
- 出版社名
- 岩波書店
- サイズ
- 18cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 新書・選書
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