中国土地私有化論の研究 クライシスを超えて
発売日:2020年10月
- ページ数
- 396p
- ISBN
- 978-4-535-55989-9
- 著者情報
- 高橋 五郎(タカハシ ゴロウ)
愛知大学名誉教授、国際中国学研究センターフェロー、愛知大学国際問題研究所名誉研究員、中国経済経営学会会長(2018.11〜2020.10)。愛知大学法経学部卒業、千葉大学大学院博士課程修了、農学博士。主な研究分野は中国農村・食料経済問題
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商品説明
中国の食料供給モデルがクライシスに直面している。その克服の方向性を、土地私有化論に注目しつつ多角的・実証的に考察する。
目次
序章 クライシスのフレームワーク
1 本書のねらい
2 食料供給モデル
3 中国食料供給モデルの枠組み
4 研究方法
第1章 世界発クライシスと中国への影響
1 最大の弱点――食料供給モデル
2 『成長の限界』は間違ったのか――世界と中国のクライシス
3 「2017年・FAOレポート」が提起したもの――意義と疑問
4 続く世界の人口増加
5 世界温室効果ガス(GHG)排出と中国の責任
6 「石化資本主義」への岐路
7 急上昇する北半球の気温
8 深刻化する降水量と洪水
9 受粉者(マルハナバチ)のクライシス
10 分断――輸出国(過剰)と輸入国(飢餓)
11 土地生産性と土の限界――壊れる土壌
12 土地生産性格差――2924キログラムと16キログラム
13 上昇する穀物価格――二層化する価格構造
第2章 中国発クライシスと食料インフラ
1 農業発GHGクライシス
2 猶予なき環境激変への行動
3 食料供給モデルとエントロピー・クライシス
4 ワン・ベルト(一帯一路)とラスト・ベルト(錆地帯)
5 生産費の高騰、利潤の悪化
6 食料供給モデルの蹉跌
7 中国四億人の人口減少
8 水害と旱魃で被災する耕地
9 水害と旱魃被害の実態
10 台風被害の推移
11 地下水枯渇の現実と汚染
12 大都市で進む地盤沈下と過揚水
13 止まぬ黄河・松花江の汚染
14 森林面積・森林率クライシス
15 沙漠化クライシス
16 人・畜感染症クライシス
17 今後の見通し――気温5度上昇の現実
第3章 世界と中国の食料供給クライシス
1 中国食料見通し論争
2 世界と中国の穀物生産――半世紀の軌跡
3 10か国独占――世界の耕地
4 固定化する穀物貧困国――マラウイ以下の日本
5 小麦生産の長期推移――順調な世界、低下の中国
6 コメ生産の長期推移――中国の地位と影響
7 トウモロコシ――原油との競合
8 大豆生産の長期推移――減る中国
9 畜産物生産独占と中国
10 低下する中国の自給率
第4 ほか
商品詳細
- 出版社名
- 日本評論社
- サイズ
- 22cm
- フォーマット
- 単行本
注意事項
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