山の花環 小宇宙の光

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ページ数
600p
ISBN
978-4-86488-208-8
著者情報
ペタル二世ペトロビッチ=ニェゴシュ(ペタルニセイペトロビッチニェゴシュ)(Петар 2 Петрович Негош)
1813年モンテネグロのニェグシ村生まれ、1851年ツェティニェ歿。俗名ラーデ・トーモフ。1830年モンテネグロの統治者に即位。1833年セルビア正教会主教に聖別、ペタル二世ペトロビッチを名乗る。モンテネグロの近代化とトルコからの解放に努めるとともに、詩作品を発表、セルビア文学史上、最大の詩人といわれる

田中 一生(タナカ カズオ)
1935年、北海道生まれ、2007年東京歿。早稲田大学露文科を卒業後、ベオグラード大学に留学、ビザンチン美術およびユーゴスラビア文学を研究(1962‐67)

山崎 洋(ヤマサキ ヒロシ)
1941年、東京生まれ。慶応義塾大学経済学部卒業後、1963年よりベオグラード大学留学、1970年、同法学部修士課程修了

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商品説明

イスラム教改宗者の討伐という歴史的事件を材に、民衆の『哀しき人間の運命』を綴った、セルビア『第二の聖書』と目される一大詩篇『山の花環』。宇宙創造、人間の堕落と魂の救済を詠う『小宇宙の光』。セルビア文学の金字塔となった、ニェゴシュを代表する二大叙事詩。

低き丘でも高みに立たば、
下の者より見ゆるは道理、
われもみなより多く見ゆべし――
幸せにして、また不幸なり。

イスラム教改宗者の討伐という歴史的事件を材に、民衆の「哀しき人間の運命」を綴った、セルビア「第二の聖書」と目される一大詩篇『山の花環』。宇宙創造、人間の堕落と魂の救済を詠う『小宇宙の光』。セルビア文学の金字塔となった、ニェゴシュを代表する二大叙事詩。
……ニェゴシュの文学は、吟遊詩人の伝える伝承の「コソボ史観」に尽きるものではない。ニェゴシュの詩人としての偉大さは、そうした民族叙事詩の世界を乗り越えて、「哀しき人間(ひと)の運命(さだめ)」を追求したことにある。『小宇宙の光』では、その主題が形而上的なレベルで扱われているが、そこに現実世界で主教、君主、そして人間として苦悩するニェゴシュの魂を読むことができる。『山の花環』の登場人物たちはかなり理念化されているが、ダニロ主教の悩みや恐れは、ニェゴシュの心の深奥を映し出している。──「訳者解題」より

目次

山の花環―十七世紀末の歴史的事件(聖神降臨祭の前夜、ロブチェン山にて開かれし民会
生神女誕生祭の日、ツェティニェにて不和仲裁とて開かれし民会
降誕祭前夜)
小宇宙の光

商品詳細

シリーズ名
ルリユール叢書
出版社名
幻戯書房
サイズ
19cm
対象年齢
一般
フォーマット
単行本
原題
原タイトル:Горски виjенац

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