中国・金融「自由化」と人民元「国際化」の政治経済学 「改革・開放」後の中国金融経済40年史
発売日:2020年10月
- ページ数
- 237p
- ISBN
- 978-4-7710-3397-9
- 著者情報
- 鳥谷 一生(トリタニ カズオ)
1959年生まれ。同志社大学大学院商学研究科博士後期課程単位取得退学。現在:京都女子大学現代社会学部教授。博士(商学)
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商品説明
「改革・開放」から40年。中国は驚異的な経済成長を続ける一方で、巨額の債務を抱え「社会主義的市場経済」の下危うい政策の舵取りを続けている。本書では、金融論・国際金融論の観点から中国が直面する経済諸問題について分析し、併せて香港・シンガポールの通貨制度・為替制度について解説する。また中国とASEANとの経済関係を分析し、「一帯一路」戦略をとる中国経済の行く末について考察する。
人民元は基軸通貨=米ドルに取って代わるのか。「改革・開放」から40年。中国は驚異的な経済成長を続ける一方で、巨額の債務を抱え「社会主義的市場経済」の下危うい政策の舵取りを続けている。本書では、金融論・国際金融論の観点から中国が直面する経済諸問題について分析し、併せて香港・シンガポールの通貨制度・為替制度について解説する。また中国とASEANとの経済関係を分析し、「一帯一路」戦略をとる中国経済の行く末について考察する。
目次
はじめに
掲載図表一覧
欧文用語一覧
第I部 本書の視角
――歴史的理論的諸問題について――
第1章 近代化・工業化と「社会主義」の理念と現実
第1節 国民経済形成の歴史理論
第2節「社会主義の理念」とは何であったか
第3節 工業化と外資導入・輸出指向工業化
第4節 国民経済の所得・資源分配の軸心
――財政か金融か――
第2章 国際通貨の理論と人民元「国際化」
第1節 一国の国民通貨の「国際化」と「国際通貨化」
第2節 「国際通貨」生成の条件と人民元「国際化」
第3節 グローバル金融資本主義下の中国金融経済の立ち位置
第4節 現代の国際通貨システムに対する中国の認識と国際通貨戦略
補論1 1997年東アジア危機と「国際金融のトリレンマ命題」
――中国にとっての重たい教訓――
第II部 中国経済の歴史的経過
第3章 現代中国建国から2001年WTO加盟まで
――激変する政治経済体制――
第1節 重化学工業化から大混乱期へ
――1950年代~1970年代まで――
第2節 社会主義計画経済下の金融システム
第3節「改革・開放」政策への転換と社会主義市場経済の確立
――1980年代――
(1) 「改革・開放」への転換
(2) 1992年「南巡講話」と社会主義的市場経済への移行
(3) 1994年二重為替レート制の廃止
第4節 国有企業改革と証券市場
(1) 国有企業改革と国有銀行の不良債権問題
(2) 株式市場の沿革と取引・制度の特徴
(3)債券市場の生成と展開
第4章 2001年WTO加盟と2005年為替相場制度改革
第1節 高度経済成長を疾駆する中国経済
(1) 2001年末WTO加盟と貿易・経常収支大幅黒字化
――米中貿易摩擦の始まり――
(2) 中国の高度経済成長と「貯蓄-投資バランス」
――金融ユーフォリアの醸成――
第2節 人民元為替相場制度改革と過剰流動性問題
――`ドルの罠'とバブル経済への道――
(1) 人民銀行の為替市場介入と過剰流動性の蔓延
( ほか
商品詳細
- 出版社名
- 晃洋書房
- サイズ
- 22cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
注意事項
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