死の概念と脳死一元論の定礎 生物学説と規範学説

長井圓/著

発売日:2020年9月

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ページ数
297p
ISBN
978-4-7972-6758-7

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商品説明

◆不可逆的脳死の歴史的普遍性を問う◆
「人間の尊厳」「人格」は動物たる人類の「生死」にとっては不可欠な要素か?「生の執着・不安」に迷妄する長寿社会において、今、不可逆的脳死の歴史的普遍性を問う。「死」という最大の恐怖を前に、 死の自己決定、死期と臓器移植、脳死と心臓死等を考究する。

目次

『死の概念と脳死一元論の定礎―生物学説と規範学説(学術選書158)』
 長井 圓 著

【目  次】

はしがき

序説 死の迷宮への誘い―9つの鍵―
 1 生体と死体の刑法的保護
 2 死に到る2つの道程と医師の治療義務の限界
 3 死の命運と医療水準の現状
 4 死の実体(不可逆性)と名辞・概念
 5 死の主体・概念・判定基準・判定方法
 6 二つの脳死状態と脳死一元論
 7 機能死と器質死
 8 生物学的脳死論と規範学的脳死論
 9 脳死観念に対する社会的合意

第1章 死の内的自律と外的自律―争点の検討―
 第1講 死への恐怖・嫌悪から生じる迷妄
  1 生死の喜びと悩み
  2 快楽主義・禁欲主義の幸福観
  3 仏教的死生観と人間不信観
 第2講 生命の主体―生命体と機械との峻別―
  1 生と死の区別
  2 有機体と無機体
  3 医療機器の付着と携帯
  4 身体と人工機器
  5 生命体の内的自律作用と類似現象
  6 生体への虐待と遺体への無礼
 第3講 死の生物学的機序―実体と観念―
  1 生命工学による生物と機械との接近
  2 人類の生物学的機序(実体)の不変性
  3 医学における蘇生技術(人工呼吸法)の普及
  4 古典的心肺停止基準の本質的不安定
  5 心肺停止後の人工呼吸
 第4講 死の生物学的過程と死期の伝統的概念(不可逆性)
  1 生死の生物学的機序
  2 個体死と臓器死との区別
  3 全細胞の死滅(因果経過)
  4 心臓の死滅
  5 肺臓の死滅
  6 脳幹・大脳を含む全脳の死滅
  7 生命体の「内的自律統合」と幸福実現の「外的自律保障」
 第5講 生命の根底にあるもの(哲学的考察)
  1 内的自律と外的自律
ほか

商品詳細

シリーズ名
学術選書 158 刑事法
出版社名
信山社
サイズ
22cm
フォーマット
新書・選書

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