現象学入門 歴史的観点から
発売日:2020年9月
- ページ数
- 187p
- ISBN
- 978-4-86163-337-9
- 著者情報
- 木下 喬(キノシタ タカシ)
1947年仙台市生まれ。1970年東北大学文学部卒業、1975年東北大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。1975年東北大学文学部哲学講座助手、1978年3月富山大学人文学部講師助教授、1979年10月同助教授、1993年10月富山大学人文学部教授、2011年3月富山大学退職。2018年6月23日逝去
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商品説明
指向性あるいは心的指示。「指向性」概念の根をアリストテレス以来の哲学史の中に探り、現象学の「根源」問題を捉える。
本書はフッサールの現象学の基本概念である指向性に焦点を当てた入門書である。その特徴は何よりも、この概念の歴史的背景を、アリストテレスに遡り、中世哲学を経てイギリス経験論の哲学などを渉猟して幅広く解明している点にある。また、十九世紀末からのブレンターノ、フレーゲとフッサールの考えが、「内容理論」と「対象理論」の対比を軸にわかりやすく述べられる。さらに、第二部において、ノエマ、射映、地平を中心としたフッサールの考えが、「内容理論」との関連で、豊富な例とともにわかりやすく説明されており、こうした点でも現象学への格好の「歴史的」入門書たりえていると言えるだろう。
目次
第1部 内容理論の歴史
第1章 序論
第2章 アリストテレスからオッカムまでの指向性
第3章 経験論とその批判者
第4章 ブレンターノと指向性の復活
第5章 トワルドフスキーの対象理論
第6章 マイノングの対象理論
第7章 内容理論:フレーゲとフッサール
第8章 要約と結論
第2部 いくつかの特別な論題
第9章 知覚の指向性
第10章 射映と地平
第11章 De Re 作用の問題
第12章 情動の指向性
商品詳細
- 出版社名
- 東北大学出版会
- サイズ
- 21cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
- 原題
- 原タイトル:A Historical Introduction to Phenomenology
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