異風の人 時代・歴史小説に描かれた盲人像
発売日:2020年9月
- ページ数
- 259p
- ISBN
- 978-4-7807-1979-6
- 著者情報
- 〓林 正夫(タカバヤシ マサオ)
1948年静岡県生まれ。1967年静岡県立静岡高等学校卒業。1969年大阪府立盲学校(現大阪府立大阪南視覚支援学校)理療科専攻科入学。1972年同校卒業。1975年佛教大学通信教育学部初等教育学科入学。1977年同大学初等教育学科修了。その後、大阪府立茨木養護学校(現大阪府立茨木支援学校)勤務を経て、大阪市立盲学校(現大阪府立大阪北視覚支援学校)勤務。2009年同校退職
セブン-イレブン受取り(送料無料)
発送目安
発売日(発売日以降は当日)~2日で発送
宅配(送料¥550税込)
発送目安
発売日(発売日以降は当日)~2日で発送
交通状況・天候の影響や注文が集中した場合等、お届けにお時間をいただく場合がございます。
商品説明
小説世界の盲人たちはただ強いだけじゃない。優しくてあたたかい。そして、したたか、欲も張る。そのえがかれ方に時代を探る異色の文芸評論集。
左膳が奔る 市が斬る
小説世界の盲人たちはただ強いだけじゃない。
優しくてあたたかい。そして、したたか、欲も張る。
そのえがかれ方に時代を探る異色の文芸評論集
私は本書をまとめるに当たって、自分の胸底にこびり付いていた時代・歴史小説やその人物像に対する先入観・固定観念のようなものをできるだけ?ぎ取り、再度「ヒーロー群像」としての盲人たちから「市井に生きる」盲人たちまで幅広く、複眼的な視点で「盲人像」をとらえ直してみました。この作業を通して、多くの盲人たちが封建制社会のなかで常に不憫な存在であり、偏見や差別に満ちた重たい日常を背負わされてきた事実とともに、その一方で、したたかでたくましく、ユーモアたっぷりに楽しく暮らしてきた盲人たちにも出会うことができました。(「はじめに」より)
【取りあげた作品と盲人】
左膳(林不忘「丹下左膳」)
市(子母澤寛「座頭市物語」)
柚木敬之進(五味康祐 「盲刃」)
秋月六郎太(柴田錬三郎「運命峠」)
玉路(中山義秀「塚原卜伝」)
前川孫兵衛(菊池寛「ある敵打の話」)
堀内某(池波正太郎「隠れ蓑」)
熊田十兵衛(池波正太郎「熊田十兵衛の仇討ち」)
文絵(山本周五郎「朝顔草紙」)
三村新之丞(藤沢周平「盲目剣谺返し」)
明石覚一(花田春兆「殿上の杖」)
玄城(長谷川伸「夜もすがら検校」)
和一(長谷川伸「杉山検校」)
石本検校(菊池寛「石本検校」)
平蔵(山田風太郎「からすがね検校」)
山本勘助(井上靖「風林火山」)
山本勘助(宮本昌孝「紅楓子の恋」)
政宗(海音寺潮五郎「伊達政宗」)
政宗(司馬遼太郎「馬上少年過ぐ」)
刑部(吉川英治「大谷刑部」)
鑑真(井上靖「天平の甍」)
鑑真(永井路子「氷輪」)
保己一(山手樹一郎「塙検校」)
秋成(岡本かの子「上田秋成の晩年」)
馬琴(杉本苑子「滝沢馬琴」)
豊ノ市(池波正太郎「喧嘩あんま」)
多の市(野村胡堂「九百九十両」)
町小路左門(柴田錬三郎「岡っ引どぶ」)
徳の都(平岩弓枝「白藤検校の娘」)
おあい(朝井まかて「阿蘭陀西鶴」)
目次
1 「ヒーロー群像」としての盲目剣士たち
2 「仇討・復讐物」のなかの盲目武士像
3 検校の描き方もいろいろ
4 異彩を放った隻眼・薄明の戦国武将たち
5 学問・文化継承者としての盲人たちとその周辺の人々
6 市井に生きる盲人たち
商品詳細
- 出版社名
- 本の泉社
- サイズ
- 20cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
注意事項
- 本の帯に関して
- 帯つきでの出荷はお約束しておりません。
商品ページに、帯のみに付与される特典物等の表記がある場合でも、確実に帯つきでの出荷はお約束しておりません。
また、帯は商品の一部ではなく「広告扱い」のため、帯の有無・破損による交換や返品は承っておりません。 - 版・表紙について
- 版・表紙(カバー)のご指定は承っておりません。ご注文いただくタイミングによっては、お届けする商品の版や表紙が商品ページ上のものとは異なる場合がございます。
また、初版にのみにお付けしている特典(初回特典、初回仕様特典)がある商品は、商品ページに特典の表記がされている場合でも、無くなり次第終了となります。