読書の歴史を問う 書物と読者の近代「改訂増補版」
発売日:2020年8月
- 版数
- 改訂増補版
- ページ数
- 327p
- ISBN
- 978-4-909658-34-0
- 著者情報
- 和田 敦彦(ワダ アツヒコ)
1965年、高知県生まれ。1996年、信州大学人文学部助教授、2007年、早稲田大学教育・総合科学学術院准教授、2008年、同教授。コロンビア大学(2005‐2006)客員研究員、カリフォルニア大学サンタバーバラ校(2013)、ヴェニス国際大学(2016)、ローマ大学サピエンツァ(2017)、サンパウロ大学(2019)招聘教授。専門は日本近代文学研究、及び出版・読書史研究。2007年からリテラシー史研究会を主催、同年より機関誌『リテラシー史研究』(年刊)を刊行している
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商品説明
文学×教育学×歴史学、出版×流通×販売。どうやって調べ、学んでいけばいいか。多様な問いを調べ、考えるための、実践マニュアル。
私たちは、読書を自分一人で行う孤独で内面的な営みだと思いがちだが、読書は一人では決して成り立たない。
では読書とはどのようなものなのだろうか。そこにはどんな問いが隠れているのか。
本書はそんな多様な問いを調べ、考えるていくための実践的なマニュアルである。
文学×教育学×歴史学、出版×流通×販売、など諸学が交差する「読書の歴史」という地点で、何をどう調べ、学べばいいのか。
学び、調べることの豊かな可能性や広がりを存分に伝える名著の改訂増補版、遂に刊行!
【読書は、それぞれの時代、場所で同じような行為、経験としてあったわけではない。また、書物と読者の間だけでなりたつ孤立した行為でもない。この当たり前のことが、読書を学び、調べることの豊かな可能性や広がりを作り出す。ある時期や地域の読者を問うたり、あるいは書物を作り、運び、紹介したり、保存したりする行為を研究したり、学んだりすることに結びついていく。本書は、こうした読書の歴史に関わる多様な問いを調べ、考えるための実践的なマニュアルのようなものだ。】……「おわりに」より
目次
はじめに
なぜ読書を問うのか
第1章 読書を調べる
【読書は、書物が読者にたどりつき、理解されていく一連のプロセスとしてとらえることができる。読書をとらえるには、このプロセスをいくつかに分け、それがいつから、どのようにしてできあがったのか、変化したのかを問うていく必要がある。そしてその問いは、私たちの読書の自由や、その制約への関心と深く結びついている。】
1 読書の問い方
2 読書の自由とその制約
3 書物の流れをとらえる
4 読者を知る手がかり
第2章 表現の中の読者
【雑誌や新聞メディアをもとにした研究には、読者に着目する研究も多く見られる。女性雑誌や児童雑誌の表現を追うことで、そこから一定の読者集団が作り上げられたり、変化していくことを追うことも可能だ。表現が作り出していく読者の問題にここでは焦点をあて、それを調べ、考えていく方法について検討する。】
1 雑誌研究のすすめ
2 新聞から読者をとらえる
3 女性雑誌の表現と読者
4 児童という読者
5 識字とメディア
ほか
商品詳細
- 出版社名
- 文学通信
- サイズ
- 21cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
注意事項
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