フル・インクルーシブ教育の実現にむけて 大阪市立大空小学校の実践と今後の制度構築
発売日:2020年8月
- ページ数
- 411p
- ISBN
- 978-4-7503-5075-2
- 著者情報
- 野口 友康(ノグチ トモヤス)
東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。現在、東京大学大学院総合文化研究科/学術研究員。特定非営利活動法人予防接種被害者をささえる会代表理事。野口研究室代表。公益財団法人予防接種リサーチセンター評議委員・運営委員。その他これまで厚生労働省予防接種政策関連委員会の委員を歴任。元ロイター通信社勤務。専門:社会学、障害学、インクルーシブ教育、予防接種施策など
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商品説明
障害をもつ子どもの通常教育への包摂をはかるフル・インクルーシブ教育の日本における実現の方途と今後の課題を、大阪市立大空小学校の教育実践の分析、カナダ・イギリス、日本の他の事例との比較、ケイパビリティ・アプローチを援用した理論化を通して探る。
目次
第I部 研究課題の提示
序論 本書の目的、背景、問題提起、意義と独自性、構成
1.本書の目的
2.本書の背景
3.本書の問題提起
4.本書の意義と独自性
5.本書の構成
第1章 インクルーシブ教育の国際的動向と日本の障害児教育政策
1.インテグレーション(統合)からインクルージョン(包摂)への移行
2.イギリスのフル・インクルーシブ教育の動向(二項対立的論争)
2.1 サッチャー政権時代
2.2 労働党ブレア政権のフル・インクルーシブ教育
2.3 2005年のウォーノック論文
2.4 保守党 2010年のキャメロン政権でのフル・インクルーシブ教育偏重政策の変更
3.インクルーシブ教育の国際的動向
4.障害者権利条約をめぐる解釈
5.分離・共生をめぐる対立構造(1960年代〜養護学校義務化まで)
5.1 1960年代の社会的背景
5.2 発達保障論
5.3 全国障害者問題研究会(全障研)と全国障害者解放運動連絡会議(全障連)の対立
5.4 日本教職員組合(日教組)の内部対立
5.5 金井康治闘争
6.第1章のまとめ
第2章 インクルーシブ教育に関する先行研究レビュー
1.先行研究レビューの方法について
2.先行研究におけるインクルーシブ教育の定義
3.特別支援教育への移行とフル・インクルーシブ教育の困難性
3.1 特別支援教育への移行
3.2 フル・インクルーシブ教育の理論構築と実現の困難性
4.日本型インクルーシブ教育の学びの場と地域展開
4.1 日本型インクルーシブ教育とは
4.2 日本型インクルーシブ教育と地域展開
5.第2章のまとめ
第3章 援用理論の提示
1.障害モデルについて
1.1 個人モデル(医学モデル)と社会モデル
ほか
商品詳細
- 出版社名
- 明石書店
- サイズ
- 22cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
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