西田哲学とその彼岸 時間論の二つの可能性
発売日:2020年8月
- ページ数
- 271p
- ISBN
- 978-4-7710-3384-9
- 著者情報
- 重久 俊夫(シゲヒサ トシオ)
1960年生まれ。東京大学文学部(西洋史)卒。研究分野は、哲学・比較思想史
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商品説明
時間が流れるとはどういうことか。時間は本当に流れているのか。西田幾多郎は合理的に理解可能な一つの「世界」を描いた。「永遠の今の自己限定」に帰着するその全貌を解読する。そしてそこから、西田哲学が封印したもう一つの時間論が浮上する。
目次
まえがき
第一部西田哲学を解読する
第一章西田哲学は汎神論か
一 はじめに
二 『善の研究』――世界観の基本構造
三 『哲学概論』
四 「デカルト哲学について」および「場所的論理と宗教的世界観」
五 結論
第二章すべての経験は純粋経験である
一 はじめに
二 証明1――「神」からの証明
三 証明2――意識現象の本質からの証明
四 証明3――意識内容からの証明
五 結論――純粋経験概念の意義
第三章主観と客観の迷宮
一 はじめに
二 「主観・客観」概念の多義性と唯心論
三 絶対者と唯心論
四 永遠の今の自己限定
五 絶対の他の結合
六 結論
第四章創造的世界と「主体性」の問題
一 はじめに
二 絶対者1――一般者の自己限定と絶対自由意志
三 絶対者2――一般者の自己限定と個物間の相互限定
四 永遠の今の自己限定1――世界としての個物
五 永遠の今の自己限定2――イデア的世界
六 行為的直観1――唯心論と「主観・客観」関係
七 行為的直観2――「永遠の今の自己限定」との融合
八 結論
第五章歴史的世界の時間と物理的世界の時間
一 はじめに
二 歴史的世界と物理的世界
三 時制と前後関係
四 結論
第六章西田哲学と宗教
一 はじめに
二 哲学的世界観としての絶対者思想
三 第一の論点――知的宗教と情意的宗教
四 第二の論点――知的宗教と情意的宗教
五 第三の論点――対象論理と弁証法論理
六 結論
第七章総括と展望
――汎神論をめぐる思想史的スケッチ
一 はじめに
二 純粋資料
三 汎神論と「永遠の今」
四 思想史における汎神論の展開
五 純粋資料と現象世界との関係
六 「矛盾の論理」再考
第二部西田哲学の彼岸へ
第八章インド仏教における時間非在論
――ナーガールジュナの世界
一 はじめに
二 不生不滅の縁起
三 時間非在論証
四 アートマンの否定
ほか
商品詳細
- 出版社名
- 晃洋書房
- サイズ
- 20cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
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