ロシア革命史 社会思想史的研究

猪木正道/著

発売日:2020年9月

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ページ数
292p
ISBN
978-4-04-400615-0
著者情報
猪木 正道(イノキ マサミチ)
1914(大正3)年‐2012(平成24)年。政治学者、京都大学名誉教授。京都生まれ。社会思想家の河合栄治郎に師事し、1937(昭和12)年、東京帝国大学経済学部卒業。三菱経済研究所を経て49(昭和24)年から70(昭和45)年まで京都大学法学部で政治学・政治史を教える。退官後、防衛大学校校長を8年間務めたほか、平和・安全保障研究所理事長なども務め、日本の安全保障政策の研究を進めた。2001(平成13)年文化功労者。著書多数

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商品説明

1946年8月。第2次世界大戦終結の翌年に著された、独裁研究の第一人者猪木正道のデビュー作にして不朽の名著。ロシア革命史を簡潔にたどりながらも、レーニン主義、ポリシェヴィキ政権など、その過程を理論的に分析。さらに「ファシズムは、世界革命の鬼子である」と喝破するなど、その独自性はのちの研究に大きな影響を与えた。「真正面から共産主義へたち向かった概説書として、本書の右に出るものはない」

革命研究に衝撃を与えた、独裁研究の第一人者猪木正道のデビュー作、復刊!
「一九四六年八月に、ほぼ三週間を費やして、私は本書を書き上げた。
当初は食糧不足の時代で、私は成蹊学園の農場内に住居を与えられ、みずから陸稲やとうもろこしを作りながら、原稿を書いた」

革命史を簡潔にたどりながらも、レーニン主義、ボリシェヴィキ政権など、革命過程を理論的に分析した。
意外と類書がない切り口であり、後に、革命を破壊と創造の両過程に分類し、その二つの流れの総合として説明したことは、
コロンブスの卵とされ、革命研究に衝撃を与えた。
再評価の進むローザ・ルクセンブルクとレーニンを「西欧共産主義」vs「東欧共産主義」として対比させたり、
「(ヒトラー)ファシズムは、世界革命の鬼子である」と喝破するなど、本書の普遍性はいまも失われていない。

先般、逝去されたロシア研究の泰斗・木村汎氏は解説でこう激賞している。
「総合的なアプローチ、卓抜のバランス感覚、思索の深さ、精密な分析、時として大胆な仮説――これらのコンビネーションをもって真正面から共産主義へ立ち向かった概説書として、本書の右に出るものはない。また今後、少なくとも邦語において出ることはないだろう」

※本書は1994年に中公文庫から刊行されたものを二次文庫化したものです。故木村汎氏(1936-2019)の解説も再掲しました。底本には初版第1刷を使用しました。

商品詳細

シリーズ名
角川ソフィア文庫 G254-3
出版社名
KADOKAWA
サイズ
15cm
対象年齢
一般
フォーマット
文庫

注意事項

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