帝国の島 琉球・尖閣に対する植民地主義と闘う
発売日:2020年7月
- ページ数
- 371,9p
- ISBN
- 978-4-7503-5042-4
- 著者情報
- 松島 泰勝(マツシマ ヤスカツ)
龍谷大学経済学部教授。専門は、島嶼経済論
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商品説明
近代日本の学知によって奪われた“琉球”をとりもどす。
尖閣諸島の領有は、日本帝国による琉球併呑の延長線上にあった。今日なお、尖閣の領有を主張することは、近代日本の膨張主義を克服できていないに等しい。国際法、地理学、歴史学……あらゆる学問を動員して作り上げた近代日本帝国の植民地主義を、琉球独立の視点から根底的に批判する脱植民地化の道。
目次
はじめに
I 日本政府はどのように琉球、尖閣諸島を奪ったのか
1 植民地主義を正当化する「無主地先占」論
2 尖閣日本領有論者に対する批判
3 「無主地先占」論と民族自決権との対立
4 琉球、尖閣諸島は「日本固有の領土」ではない
5 歴史認識問題としての尖閣問題
II 日本帝国のなかの尖閣諸島
1 日本による尖閣諸島領有過程の問題点
2 他の島嶼はどのように領有化されたのか
3 山県有朋の「琉球戦略」と尖閣諸島
III 尖閣諸島における経済的植民地主義
1 古賀辰四郎による植民的経営としての尖閣開発
2 寄留商人による琉球の経済的搾取
3 油田発見後の日・中・台による「資源争奪」
4 「県益論」と「国益論」との「対立」
5 琉球における資源ナショナリズムの萌芽と挫折
6 稲嶺一郎と尖閣諸島
7 なぜ今でも尖閣油田開発ができないのか
IV サンフランシスコ平和条約体制下の琉球と尖閣諸島
1 サンフランシスコ平和条約体制下における琉球の主権問題
2 アジアの独立闘争に参加した琉球人
3 戦後東アジアにおける琉球独立運動
4 李承晩による琉球独立運動支援
5 日本の戦後期尖閣領有論の根拠
6 なぜ中国、台湾は尖閣領有を主張しているのか――その歴史的、国際法的な根拠
V 日本の軍国主義化の拠点としての尖閣諸島と琉球
1 地政学上の拠点としての尖閣諸島
2 尖閣諸島で軍隊は住民を守らなかった
3 八重山諸島の教科書選定と「島嶼防衛」との関係――教育による軍官民共生共死体制へ
4 教科書問題、自衛隊基地建設、尖閣諸島のトライアングル
5 沖縄戦に関する教科書検定問題と日本の軍国主義化
6 琉球列島での自衛隊基地建設と尖閣問題との関係
ほか
商品詳細
- 出版社名
- 明石書店
- サイズ
- 19cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
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