おとなの発達障害 診断・治療・支援の最前線

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ページ数
243p
ISBN
978-4-334-04491-6
著者情報
岩波 明(イワナミ アキラ)
1959年神奈川県生まれ。東京大学医学部卒業。精神科医。現在は昭和大学医学部精神医学講座教授。著書多数

小野 和哉(オノ カズヤ)
児童精神科医。現在は聖マリアンナ医科大学神経精神科学教室特任教授、東京慈恵会医科大学精神医学講座客員教授

林 寧哲(ハヤシ ヤスアキ)
1966年千葉県出身。北里大学医学部卒業。精神科医。国立療養所晴嵐荘病院循環器科等を経て、現在はランディック日本橋クリニック院長

柏 淳(カシワ アツシ)
1963年群馬県出身。東京大学医学部卒業。精神科医。東京医科歯科大学精神科等を経て、現在はハートクリニック横浜院長

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商品説明

発達障害とは、「自閉症スペクトラム障害」、「注意欠如・多動性障害」、「学習障害」などの特性を指す。現在は子どもだけでなく大人も対象に含まれており、それぞれの特性が混在することもわかってきた。そして、いまだに原因は不明だ。目まぐるしく移り変わるその診断と治療の最前線とは。

ADHD((注意欠如・多動性障害)、ASD(自閉スペクトラム障害)、
ADHDとASDの併存、発達障害と愛着障害との関連、
精神障害などの二次障害、就職・仕事などなど、
臨床医・支援者が、最新の知見に基づき皆さんの困りごとに答えます。

〈本文より〉
成人期発達障害には、探索すべき未知の課題が多いのですが、中でも重要
なのが「診断の困難」と「確立した治療法がないこと」です。そして診断
を困難にしている課題として、以下の4点が挙げられます。
1併存する障害が多様。
2小児期の客観的症状データを取得することが困難。
3患者の主観的認識により、症状にバイアスがかかりやすい(たとえば、
患者自身が自分はADHDではないかと思い込むことによって、症状の現
れ方がそれらしいものになる)。
4バイオマーカー(客観的に測定できる生物学的指標)がない。

〈本文より2〉
臨床現場から見ると、小児期に診断されるADHDの多くは、ASDが併
存していたり、そのほかの精神障害が併存していたりすることで、認知機
能や運動機能などの機能水準が低くなることが多いという印象がありま
す。小児期にADHDと診断されても改善する群においては、ASDの併存
が少なく、知的レベルが高く、全般的に機能水準が高い印象があります。
成人期にADHDと初めて診断される群は、社会適応水準が高く、知的レ
ベルが高く、障害が顕在化するのは職務内容の変化など、適応を損なう環
境変化に伴ってのことが多いという印象です。

目次

第1章 成人期発達障害とは何か
第2章 成人期発達障害診断の現在地と課題
第3章 成人期発達障害診断の実際―運動ならびに視覚認知機能発達の偏りにも着目して
第4章 子どもから大人への発達障害診断
第5章 薬物療法の現状と課題
第6章 成人期発達障害の心理社会的治療―デイケアでの取り組みについて
第7章 民間における就労支援の現状と今後の予想
第8章 えじそんくらぶの活動―20年の支援で見えてきたもの

商品詳細

シリーズ名
光文社新書 1084
出版社名
光文社
サイズ
18cm
対象年齢
一般
フォーマット
新書・選書

注意事項

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