ルクレティウス『事物の本性について』 愉しや、嵐の海に

小池澄夫/著 瀬口昌久/著

発売日:2020年8月

  • ルクレティウス『事物の本性について』 愉しや、嵐の海に
  • ルクレティウス『事物の本性について』 愉しや、嵐の海に
ページ数
283p
ISBN
978-4-00-028304-5
著者情報
小池 澄夫(コイケ スミオ)
1949‐2011年、長野県生まれ。1979年、京都大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。元滋賀大学教授。西洋古代哲学史専攻

瀬口 昌久(セグチ マサヒサ)
1959年、兵庫県生まれ。1991年、京都大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。2000年、京都大学博士(文学)。現在、名古屋工業大学大学院教授。西洋古代哲学史専攻

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商品説明

無からは何も生まれず、何ものも無にはかえらない―全てのものは原子と空虚とから出来ている。ウェルギリウスやオウィディウスらローマ詩人への影響。理性による原因の解明によって驚異を解消する。ブラウン運動を「予知」?「遺伝子」の概念や進化論との類似。家族の形成が文明の起源。欲望に駆られた技術の追求は、無知、そして戦争につながる。ボイルやニュートン、そしてドルトンへ―近代原子論へのつながり…二〇〇〇年以上前に誕生しながら、近代科学を先取りするような内容を持つ長篇詩は、いかなる論理でこの世界を説明し尽くしたか。

二〇〇〇年以上前に誕生しながら、近代科学を先取りするような内容を持つラテン語の壮麗な長篇詩。宇宙の成り立ちから恋愛、技術の進歩まで、森羅万象を原子と空虚から合理的に説明し、不毛な宗教的呪縛から人々を解放した。時代を超えて、未知の事柄を探求する人々にインスピレーションを与えてきた書を読み解く。

目次

プロローグ

第I部 書物の旅路 キリスト教世界を生き延びた原子論
第一章 修辞的カノン
第二章 ヴィクトリア朝の桂冠詩人
第三章 写本の発見と復活劇

第II部 作品世界を読む 原子と空虚が生み出す世界
第一章 物質と空間
第二章 原子の運動と形
第三章 生命と精神
第四章 感覚と恋愛
第五章 世界と社会
第六章 気象と地質

エピローグ
参考文献
あとがき

商品詳細

シリーズ名
書物誕生:あたらしい古典入門
出版社名
岩波書店
サイズ
20cm
対象年齢
一般
フォーマット
単行本

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