企業中心社会を超えて 現代日本を〈ジェンダー〉で読む
発売日:2020年8月
- ページ数
- 319p
- ISBN
- 978-4-00-600422-4
- 著者情報
- 大沢 真理(オオサワ マリ)
1953年生まれ。東京大学名誉教授。経済学博士。専攻は社会政策
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商品説明
企業中心社会、それは大企業の利害が最も優先される社会である。長時間労働、過労死、福祉の貧困…。戦後の社会政策論は繰り返し企業中心社会の弊害を指摘してきたが、そこでは女性と男性が直面する現実の違いが意識されていなかった。大企業中心の社会が作り出す歪みと痛みを、ジェンダーの視点から捉え直した先駆的著作。第一三回山川菊栄賞受賞。
企業中心社会、それは大企業の利害が個人や社会の利益よりも優先される社会である。長時間労働、過労死、福祉の貧困……。戦後の社会政策論は繰り返し企業中心社会の弊害を指摘してきたが、そこでは女性と男性が直面する現実の違いが忘れられていたのではないか。大企業中心の社会が作り出す歪みと痛みを、ジェンダーの視点から捉え直した先駆的著作。
目次
初版はしがき
凡 例
第一章 企業中心社会の変革のために??いま必要な視角
1 生活大国五か年計画の不人気をさぐる
生活大国五か年計画が“ブーム”をおこせなかったのは/ぼかされた焦点=企業中心社会
2 いま必要な視角はなにか
企業中心社会の構造と弊害/やはり迫力不足の提言/企業中心社会の確立は石油危機以降/問題の核心としてのジェンダー
第二章 企業中心社会の労働とジェンダー
1 性別賃金格差と性別分離の指標
日本の「パラドクス」?/日本の性別賃金格差は最大級/分離指数とはなにか/分離指数を分解すると
2 性別賃金格差と性別分離の理論
「知的熟練」と賃金格差/査定つきの「年齢別生活費保障型」賃金/氏原正治郎のとらえた「女子労働者の賃金問題」/「独立でない労働」/賃金法則一般と「特殊」/「家父長制」とフェミニズム
3 パートタイマー化と性別分離
「パートタイマー」とは「身分」だった/日本的パートの労働時間と賃金/パートタイマーの分布/「自由な選択」によるパート?
4 下請制と性別分離
規模別賃金格差と性別/自動車部品下請のケース/「日本モデル」を支える条件??日立のME化のケース/内外製比率と性別分離??テレビ工場のケース
5 無収入労働におけるジェンダー関係
「新・性別役割分担」/国際的に特異な日本/家事分担の決め手は時短か?/家族戦略としての会社人間/会社人間と内助の妻の「淋しい」共生
第三章 企業中心社会の再編??産業構造の変動とジェンダー関係
1 二つの女子労働論から
「柔軟性」への性別・年齢別の貢献/サービス経済化と「女性の職場進出」論
ほか
商品詳細
- シリーズ名
- 岩波現代文庫 学術 422
- 出版社名
- 岩波書店
- サイズ
- 15cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 文庫
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