没入と演劇性 ディドロの時代の絵画と観者

  • 没入と演劇性 ディドロの時代の絵画と観者
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ページ数
374p
ISBN
978-4-8010-0506-8
著者情報
フリード,マイケル(フリード,マイケル)(Fried,Michael)
1939年、ニューヨークに生まれる。アメリカを代表する美術批評家・美術史家。ジョンズ・ホプキンズ大学名誉教授

伊藤 亜紗(イトウ アサ)
1979年、東京都に生まれる。東京大学大学院博士課程単位取得退学。博士(文学)。専攻、美学・現代アート。現在、東京工業大学科学技術創成研究院未来の人類研究センター/リベラルアーツ研究教育院准教授

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商品説明

観者の存在を前提とするミニマリズム作品を批判した概念として名高い「演劇性」は、18世紀のフランス絵画の成立条件に関わる根本的な問題として登場した。画家たちの様々な試みを見るとともに、ディドロに代表される当時の美術批評家の言説を読み解きながら、いかにして観者という存在のあり方が問題視されるようになったのか、その理論的枠組を大胆に提示する。

観者の存在を前提とするミニマリズム作品を批判した概念として名高い「演劇性」は、18世紀のフランス絵画の成立条件に関わる根本的な問題として登場した。画家たちの様々な試みを見るとともに、ディドロに代表される当時の美術批評家の言説を読み解きながら、いかにして観者という存在のあり方が問題視されるようになったのか、その理論的枠組を大胆に提示する。

《ディドロの絵画観は、突き詰めると、観者は存在しない、観者は本当の意味ではそこに、画布の前に立ってはいない、という究極の虚構に立脚している。そして、絵画のうちにそうした虚構を打ち立てようとするならば、行為と情熱をドラマ的に描き表すこと、そしてそれに伴って生じる因果関係によって瞬間的に見てとれる単一性=統一性(ユニティ)のあり方というものが、利用可能な手段のなかでも最良のものだったのだ。》(本書より)

目次

第1章 没入の優位
第2章 究極の虚構に向かって
第3章 絵画と観者
補遺A 単一性、即時性、および関連するグリムの発言
補遺B 関連する二つの文章―ルソーの『演劇についての手紙』とゲーテ『親和力』
補遺C ダヴィッドによる二つの素描“ホメロス”(一七九四)について

商品詳細

出版社名
水声社
サイズ
22cm
フォーマット
単行本
原題
原タイトル:ABSORPTION AND THEATRICALITY

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