文系大学院をめぐるトリレンマ 大学院・修了者・労働市場をめぐる国際比較
発売日:2020年8月
- ページ数
- 229p
- ISBN
- 978-4-472-40593-8
- 著者情報
- 吉田 文(ヨシダ アヤ)
早稲田大学教育・総合科学学術院教授。東京大学大学院教育学研究科博士課程修了。博士(教育学)。教育社会学、高等教育論
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商品説明
従来の日本の学歴社会論とは全く異なる状況を示している文系大学院。その姿を多面的に論じる。
なぜ、文系修士課程修了者は労働市場で評価されがたいのか。その問題は「大学院教員」「雇用者」「大学院生」の3者間に存在する齟齬にあると仮定し、アンケートやインタビュー調査からその構造を解き明かしていく。国内の動向だけではなく、米国や中国での近年の動向もあわせて紹介、多様な視点を提供する。
※お届け日が変更になりました
8月17日→8月21日
目次
序章 学歴社会論と日本の大学院
1.本書の目的と分析の枠組み
2.社会科学系大学院政策の変遷
3.社会科学系修士課程の規模と学生の進路
4.各章の概要
第I部
第1章 大学院の需要・供給の現況 ―マイクロ・マクロデータを用いた進学・就職・収入に与える影響要因の分析
1.研究の背景
2.大学院の現状と先行研究の検討
3.大学院への進学:分析
4.大学院の効果:分析
5.総括と考察
第2章 日本の教職労働市場をめぐるガバナンス改革―国立大学法人における教職大学院一斉移行の事例分析
1.序論
2.教職をめぐる不確実性とシグナリング
3.方法とデータ
4.シグナリング・ミスマッチ
5.結論
第3章 社会科学系修士課程大学院生の能力獲得―教員のレンズを通して
1.社会科学系修士課程と「高度専門職業人」の養成
2.先行研究と分析に用いるデータの概要
3.教員から見た大学院教育・研究の現状
4.要約と今後の課題
第4章 組織内弁護士の活躍と法曹養成の未来
1.法科大学院の登場と衰退
2.組織内弁護士増加の背景
3.女性が働きやすい職種としての組織内弁護士
4.組織内弁護士に求められる知識や技能
5.法科大学院における組織内弁護士の養成
6.まとめ
第II部
第5章 企業の文系大学院修了者の採用行動
1.改革が評価されないのはなぜか
2.グローバル化の波は人材需要をどう変えるか
3.面接経験量という制約とレジャーランド時代の負債
4.おわりに─追体験という情報の可能性
第6章 文系大学院修士課程修了者の採用の論理―その幻想と現実
1.問題の設定
2.採用
3.職務内容と職務配分の方法
4.育成と処遇
5.結論と考察
商品詳細
- シリーズ名
- 高等教育シリーズ 177
- 出版社名
- 玉川大学出版部
- サイズ
- 21cm
- フォーマット
- 単行本
注意事項
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