地域林業のすすめ 林業先進国オーストリアに学ぶ地域資源活用のしくみ
発売日:2020年7月
- ページ数
- 207p
- ISBN
- 978-4-8067-1603-7
- 著者情報
- 青木 健太郎(アオキ ケンタロウ)
国際連合食糧農業機関(FAO)自然資源専門官。オーストリア連邦ウィーン農科大学(BOKU)林務官養成課程修了。同大学高等技術者学位(Dipl.‐Ing)ならびに博士号(Dr.nat.techn.)取得。国際応用システム分析研究所(IIASA)研究員、国際連合工業開発機関(UNIDO)を経て、現在はアジア・ヨーロッパ地域の持続可能な森林管理、気候変動緩和適応策に関する気候ファイナンス事業の立案・実施に従事。持続可能な森林管理と中山間地域の社会システムづくりのための社会貢献をライフワークとする。信州大学地域共同研究センター客員教授(2014-2017年)
植木 達人(ウエキ タツヒト)
信州大学学術研究院農学系教授。北海道大学大学院博士課程修了(農学博士)後、北海道大学附属天塩地方演習力を経て信州大学へ。森林施業及び経営に関する教育・研究を行っている。特に森林技術史、漸伐作業論、森林管理認証、地域森林資源論をテーマにフィールドワークを展開
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商品説明
大規模林業と小規模林業が共存して持続可能な森林経営を行っている山国オーストリア。そのカギは、持続可能性の原則と科学的知見に基づいたガバナンス、森林専門職による林家との密な関わり、川上から川下をつなぐ産業連携と利害者間の対話プロセスにあった。日本の農山村が、地域の自然資源を活かして経済的に自立するための実践哲学を示す。
目次
序
はじめに
第1章 オーストリアという国
1-1 ヨーロッパ・アルプスに抱かれた山岳と湖水の国
(1)3つの地理的地域
(2)ドナウ川と大地を潤す多くの河川と湖沼
(3)氷河由来の単調な地質構造と複雑な土壌
1-2 日本より少ない降水量と低い気温
1-3 林業と関わりの深い動植物
1-4 森林面積・蓄積・主要樹種
1-5 社会と産業、地方自治体の特徴
(1)日本との関わり
(2)地方自治の特徴
第2章 持続可能な森林経営を支える制度設計
2-1 世界で最も厳しい森林法の一つ
(1)EU 法・連邦法・州法の従属構造
(2)オーストリア連邦森林法の歴史と概要
2-2 森林計画制度
(1)材木育種のルールと成長区分という考え方
(2)森林の自然度を把握する”ヘメロビー”という考え方
(3)連邦政府による政策決定のための森林資源調査
2-3 森林開発計画と森林専門管理計画
(1)森林開発計画(WEP)による森林機能のゾーニング
(2)林家のための森林専門管理計画(WAF)
2-4 森林・林業に関する補助金制度
(1)EU 補助金政策とオーストリア林業政策との関わり
(2)オーストリアの補助金制度の体系と科目
(3)州レベルの補助金運用
第3章 林業・林産業の基本構造と実態
3-1 誰が素材生産を担っているのか?
3-2 持続可能な森林資源の利用哲学を実現する造林および育林技術
(1)人工植栽による一斉林から天然更新による多様な森林への転換
(2)日本への天然更新のすすめ
(3)育林方法とコスト
(4)多様な森林作りの事例
3-3 林内路網の整備状況
(1)路網整備の推移と現状
(2)開設コスト
3-4 機械化林業を支える収穫システム
(1)高性能林業機械と生産性
(2)林業機械の進展がもたらすもの
3-5 合理化・デジタル化された木材流通
3-6 林産業の基本構造と特徴
3-7 差別化とカスケード利用による
商品詳細
- 出版社名
- 築地書館
- サイズ
- 22cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
注意事項
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