日本金融の誤解と誤算 通説を疑い検証する
発売日:2020年7月
- ページ数
- 250p
- ISBN
- 978-4-326-50472-5
- 著者情報
- 伊藤 修(イトウ オサム)
1956年生まれ。東京大学大学院修了、博士(経済学)。埼玉大学大学院人文社会科学研究科教授。主著、『日本型金融の歴史的構造』(東京大学出版会、1995年、第36回エコノミスト賞)など
植林 茂(ウエバヤシ シゲル)
1958年生まれ。埼玉大学大学院修了、博士(経済学)。椙山女学園大学現代マネジメント学部教授。主著、「銀行店舗寡占度の都道府県別貸出等への影響についての長期的分析」(『大銀協フォーラム研究助成論文集』第23号、2018年、平成29年度大銀協フォーラム研究支援特別賞)など
鵜飼 博史(ウガイ ヒロシ)
1960年生まれ。埼玉大学大学院修了、博士(経済学)。JPモルガン証券チーフエコノミスト、経済調査部長
長田 健(オサダ タケシ)
1980年生まれ。一橋大学大学院修了、博士(商学)。埼玉大学大学院人文社会科学研究科准教授
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商品説明
大きな変貌を遂げつつある日本の金融。これまで通説と理解されてきたものを再検証なしに受け入れてもよいのだろうか。本書は、データと事実関係に依拠し、虚心坦懐に通説に挑む画期的試み。
目次
はじめに
第1章 非伝統的金融政策のイノベーションと誤算──将来の見直しへの布石となるか[鵜飼博史]
はじめに
1.量的・質的金融緩和の導入
2.マイナス金利政策,イールドカーブ・コントロール,フォワードガイダンスへの移行
3.低インフレの埋め合わせ戦略:オーバーシュート型コミットメント
4.出口で顕在化するコスト
5.非伝統的金融政策のどこに誤算があったのか
おわりにかえて:ポスト・インフレ目標政策
第2章 財政赤字の拡大と金融緩和は日本経済の停滞感を払拭できたか[神津多可思]
はじめに
1.生産性の停滞
2.長期停滞への対応
3.2020年代の日本の展望
4.どう対応すべきか
おわりに
第3章 バブルと金融危機の防止に必要なことは何か──日本の経験から[伊藤 修]
はじめに
1.正常性バイアスとコンティンジェンシープラン
2.「ハードランディング革命」
3.金融行政改革
おわりに
第4章 銀行の自己資本比率は規制によって決まるのか──邦銀の財務データに基づく検証[長田 健・木内 卓]
はじめに
1.銀行の自己資本比率の決定要因:2つのアプローチ
2.推定式とデータ
3.推定結果と分析
4.おわりに
第5章 店舗数の減少により銀行業の競争度は低下したのか[植林 茂・杉山敏啓]
はじめに:銀行店舗が負のレガシーとなった背景
1.金融機関数と店舗数の推移
2.銀行店舗規制と出店行動
3.金融機関店舗をめぐる競争度の変化
4.店舗数の変化と影響
おわりに
第6章 経済発展を支えたのは資本市場か銀行か──東アジアの経験から[黄 月華]
はじめに
1.産業開発と主要企業セクター
2.主要産業・企業セクターと金融
3.各国の金融制度
おわりに
第7章 富裕層の資産は不動産かリスク性金融資産か[宮本弘之]
ほか
商品詳細
- 出版社名
- 勁草書房
- サイズ
- 22cm
- フォーマット
- 単行本
注意事項
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